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┌-------------------┐ NIMIC通信 No.100(2014年10月号) └-------------------┘ ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [12] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(94) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第94回目の今回は、世界中の子どもの暮らしを紹介する本です。 「世界のじゃんけん大集合」 こどもくらぶ編 2009年 「世界の外あそび」 こどもくらぶ編 2004年 今人舎 大人と子どもの遊びの教科書シリーズ 外国の子どもたちは毎日どんな遊びをして過ごしているのでしょうか? そんなことを思ってこの2冊を開いてみました。多くの国に日本と同じだったり、少し違うがよく似たじゃんけんがあります。 外あそびではいろいろなバリエーションの鬼ごっこや、小石やボールを使ってあまり広くないところでも楽しくできそうな遊びがいっぱい載っています。 ただ、どれも本を読んだだけではイマイチピンとこない。熱気や楽しさもちっとも伝わってこないのです。子どもの遊びというのは本で伝えられるものではない、一緒に遊ぶ中で年上の子から年下の子へその楽しさとルールやコツが伝わっていくのだと感じました。 そんなわけでこれらの外国の遊びも、残念ながら本で読んだだけでは、良くわかりません。でも、日本の保育園や幼稚園、小・中学校にも外国にルーツを持つ子どもたちが大勢暮らす時代です。 その子どもたちに教えてもらったら、うまく遊べるかもしれません。 学校図書館などに備えておいて、この本の絵を見せて、「ねえ、この遊び知ってる?おしえて!」と言ってみたら、一緒に楽しく遊べるかもしれません。いかがですか。 (NIMIC会員 根本 百合) |
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