西東京市多文化共生センター |
┌-------------------┐ NIMIC通信 No.130(2017年5月号) └-------------------┘ ┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏ [10] キーワードを読む 「多文化共生」について理解を深めるために(124) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。 第124回目の今回は、学校生活を紹介する本です。 絵本「がっこうたんけん しょうがっこう だいずかん」 WILLこども知育研究所編・著 2016年 金の星社 子どもたちが小学校へ入学すると、まずはじめに、先生や上級生が学校の中を案内してくれるのではないでしょうか。 それを絵本にしたのが、これです。 学校にはどんな部屋がある? そこに何がある? そこで何をする? 誰がいる? ・・・学校での生活が、絵で説明されているのです。 入り口には下駄箱があって靴を履き替える。 自分のクラスの教室があって、そこには自分の机と椅子やランドセルを置く棚があり、授業を受ける。 職員室、音楽室、理科室、図書室、家庭科室、体育館、もちろんトイレや保健室もあります。 それぞれの場所での様々な授業のようすのほかに、身体計測、プールの授業、運動会や展覧会など1年間の行事の絵もあります。 小学校で使う道具類(絵具、色鉛筆、粘土、防犯ブザー、体操着入れなど)の説明も親切です。 また、小学校で使う言葉のページには(登校、下校、前へならえ、起立、礼、着席など)も絵で説明されています。 小学校へ上がる子どもたちのために書かれた本で、文字は全部ひらがなです。 外国から日本へ来た子どもたちやその親にも、日本の小学校ってこんなところですよと教えてくれ、役立つのではないでしょうか? (NIMIC会員 根本百合) |
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