西東京市多文化共生センター
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 NIMIC通信 No.130(2017年5月)
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もくじ
[1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」
[2] 事務局より「NIMIC会員交流会・新入会員歓迎会のお知らせ」
[3] 事務局より「2017年度会費納入のお願い」
[4] 募集「第11回留学生ホームビジット 受け入れ家庭」
[5] 募集「外国人のためのリレー専門家相談会・運営スタッフ」
[6] 紹介のお願い「『世界ともだちプロジェクト』外国人講師」
[7] 募集「『西東京市日本語スピーチコンテスト2017』実行委員」
[8] 世界の国々・人々「子供の母語は何語になるの?」
[9] 会員より「日本国内の多文化共生:半田だより(9)
[10] キーワードを読む
      「多文化共生」について理解を深めるために(124)
[11] 今後の事業予定

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┏ [1] 事務局より「NIMIC総会のお知らせ」
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 NIMICの2017年度通常総会を以下のとおり開催します。
 会員の皆さまはぜひご出席ください。
 ご欠席の方は、総会の成立に向けて、委任状のご連絡をよろしくお願いいたします。

日時 5月14日(日) 午後2時から
場所 イングビル3F第1・第2会議室

出欠フォーム http://www.nimic.jp/FormMail/soukaisyukketu/FormMail.html

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┏ [2] 事務局より「NIMIC会員交流会・新入会員歓迎会のお知らせ」
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 NIMIC通常総会の終了後、午後3時ごろより会員同士の交流会兼2016年度・2017年度新入会員歓迎会を開催します。
 先輩会員も含めて多数の皆様のご参加をお待ちしています。

日時 5月14日(日) 午後3時ごろから
場所 イングビル3F第1・第2会議室

※総会と交流会の案内は議案をつけて5月初旬に配信しました。ご案内の出欠フォームからのご連絡をお願いします。

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┏ [3] 事務局より「2017年度会費納入のお願い」
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 平素はNIMICの活動にご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございます。
 NIMICも設立から12年目、「西東京市多文化共生センター」窓口の運営も9年目を迎え、活動の幅も一層広がってきています。
 NIMICの活動は、皆さまお1人お1人のご支援に支えられています。
 2017年度会費の納入を、6月末までに下記の口座にお願いいたします。
 お1人の個人会員(年会費2,000円)から家族会員(年会費3,000円)に移行される方は、会員番号が変わりますので、その旨事務局へご連絡ください。
 家族会員は ご夫婦と18才以下のお子様が対象です。それ以外の方は、個人会員でのご登録をお願いいたします。

 口座名はいずれも「特定非営利活動法人 西東京市多文化共生センター」です。
1.みずほ銀行ひばりが丘支店 普通預金口座 2386979
2.三菱UFJ銀行田無支店 普通預金口座 0034665

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┏ [4] 募集「第11回留学生ホームビジット 受け入れ家庭」
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 現在、西東京市とその周辺にはアジアからの留学生を中心に、世界各国の留学生が住んでいます。NIMICでは、近隣の大学の留学生と楽しく交流できる「ホームビジット」を企画しました。
 留学生にとっては日本のふだんの家庭を体験できるまたとない機会となり、市民の皆さんにとっては異文化を体験する良い機会になり、そこに楽しい交流が生まれることを目的としています。
 留学生を半日お宅に招いてくださる受け入れ家庭を募集します。

■受け入れ家庭説明会
日時 5月13日(土)、14日(日)午前11時-正午
会場 市役所田無庁舎202・203会議室
※申込不要、当日直接会場へ。
※説明会は同じ内容ですので、どちらかご都合の良い方にご参加ください。
※受け入れ家庭は、当日2人以上のご家族でお願いします。

■ホームビジット実施日
6月18日(日)午前11時 イングビルで対面
        午後5時ごろまで、各家庭に滞在。
各家庭で最寄駅までお送り頂き、解散してください。

共催 西東京市
問合せ NIMIC事務局
TEL:042‐461‐0381(月-金 午前10時-正午、午後1時-4時)
E-mail:homevisit@nimic.jp

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┏ [5] 募集「外国人のためのリレー専門家相談会・運営スタッフ」
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 西東京市では、市とNIMICが共催で、毎年「外国人のためのリレー専門家相談会」を開催しています。この相談会は、東京都国際交流委員会の支援の下、年間を通じて都内各地で自治体やNPOが開催するものです。弁護士、行政書士、社会保険労務士、臨床心理士などの専門家とともに通訳ボランティアが待機し、予約なしで無料で相談ができ、運営は各主催者が担います。
 今年は、西東京市民会館において、8月26日(土)午後の実施が決まっており、当日は受付や連絡等たくさんのボランティアスタッフが必要とされます。
 これまでまったく経験のない方でも大丈夫です。事前に開催される研修会に参加し学びながら、リレー相談会運営ボランティアとして活動を始めてみませんか。

第1回研修会(公開講座、ボランティア入門講座の1回目)
5月18日(木)18時-20時 田無庁舎202・203会議室
野山広さん(国立国語研究所)「外国につながる子どもの教育を施策の面から考える」

第2回研修会
6月24日(土)午後2時-4時 西東京市民会館大会議室
「相談会シミュレーション」

第3回研修会
7月22日(土)午後2時-4時 田無庁舎202・203会議室
「入国管理法の基礎、国際結婚・離婚に関する日本の制度等」

応募・問合せは、NIMIC事務局info@nimic.jpへ。
※タイトルを「リレー相談会スタッフ」としてください。

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┏ [6] 紹介のお願い「『世界ともだちプロジェクト』外国人講師」
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 NIMIC通信4月号でお伝えした「世界ともだちプロジェクト」の外国人講師をご紹介ください。
 「世界ともだちプロジェクト」では、各学校が交流する国が過去のオリンピック参加国から5つずつ指定されており、NIMICがまったくその国出身の方の情報を持っていない国も多々あります。また、NIMICとつながっていても、学校の授業時間帯は都合がつかない方もいらっしゃいます。
 以下のような国の方で、西東京市の学校でご自分の国での生活について簡単にお話しいただける方をご存知でしたら、ぜひ情報をお寄せ下さい。日本語があまり話せなくても、英語など話者が多い言語での通訳が可能でしたら大丈夫です。講師には交通費と謝金をお支払いします。

例:ベルギー、リヒテンシュタイン、エルサルバドル、カザフスタン、ギリシャ、
セルビア、パキスタン、イタリア、カタール、ロシア、イタリア、スロベニア、
カタール、アルゼンチン、スーダンなど

問合せ・連絡:tomodachi@nimic.jp
042-461-0381(多文化共生センター内)

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┏ [7] 募集「『西東京市日本語スピーチコンテスト2017』実行委員」
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 NIMICでは市と共催で、10月15日(日)に在住外国人の方による第7回日本語スピーチコンテストを開催します。
 そこで、市内日本語ボランティア教室の方々と一緒に、スピーチコンテストと交流会の企画運営を進める実行委員を募集します。

第1回実行委員会
6月7日(水)午後6時-8時 イングビル第1会議室

 この日程に参加できない方、週日昼間や週末しか参加できない方などもご相談ください。ミーティング日時を調整します。今後、月に1、2回のミーティングを予定しています。
 ボランティアの力で運営していくには、様々な仕事を分担していく必要があります。ぜひご参加ください。

申し込み、問い合わせは NIMIC事務局info@nimic.jpまで。
(タイトルを「スピーチ実行委員」としてください。)

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┏ [8] 世界の国々・人々「子供の母語は何語になるの?」
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 「世界の国々・人々」と題したこのコーナーでは、ある国にスポットをあて、その国の文化・人々との交流を、不定期ですが、いろいろな形でお届けします。
 今回は、NIMICの顧問であり、武蔵野大学名誉教授でもある佐々木瑞枝先生の書き下ろしエッセイをご紹介します。

子供の母語は何語になるの?

多文化共生社会のオーストラリア、NIMIC通信にも登場していただいたChow先生からメールが飛んで来た。
「シドニーのマッコーリー大学で私の後任をしてくださっているO先生がぜひ佐々木先生にお会いしたいというので」
ここまでなら、「日本語の先生だから日本人なのでは」と思うのが普通だろう。ところが「彼女はタイ人でチュラロンコン大学で日本語を教えていた方で、京都大学で博士号をとられ」ということで、オーストラリアで日本語を教えているタイ人の先生ということらしい。
ともかくお会いしましょうということで、O先生と対面、「憧れの佐々木先生にお会いできて光栄です」と外国人らしい率直な挨拶にこちらもタジタジ。
「私の家族ですが、夫は中国人で、今シドニーには夫の家族とタイから来た私の家族がいます」
その先が大変だった。「子供は学校では英語、私たちとも英語かタイ語か中国語で話します。でも問題は子供が私の家族と話す時はタイ語、なぜなら私の両親はタイ語しか話せないからです。そして夫の両親と話す時は中国語、夫の両親も中国語しか話せないからです」
「じゃ、お子さんは三か国語も使い分けられるのですね。すごい」
「先生、こういう場合、子供の母語は何だと思われますか?オーストラリアにいるのだから英語、それとも母親と一番多く話すからタイ語、それにアイデンティティーも問題です。中国人とタイ人とオーストラリア人では価値観や倫理観がまったく異なるのです」
うーむ、難題。一度O先生の子供に会いたくなった。しかし、私は英語でしかコミュニケションできないから、子供のアイデンティティを知るまでにはいかないだろう。
地球上には「多文化」を生まれながらにして背負う子供達がいる。私たちは彼らをどのくらい理解できるのだろうか?
  (佐々木瑞枝)

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┏ [9] 会員より「日本国内の多文化共生:半田だより(9)」
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 NIMICの各種事業のまとめ役として活動されていた白根祐子さんが、ご家族の都合で愛知県半田市に転居されました。アメリカの多文化事情報告終了からしばらくお休み後、今度は国内の多文化事情報告です。

「身近な多言語」

 5月のふんばり街道は、桜の葉の緑が鮮やかです。花の季節が終わっても、週に1度は、ふんばり街道を歩いています。今年度も引き続き、小学校の日本語教室のボランティアをすることになりました。活動は週1回3時間です。ブラジルにルーツを持つ子どもたちを担当しています。
 日本語ボランティアやNIMICの活動を通して、日常生活の中の「多言語」ということが気になるようになりました。私の家の近くのスーパーのレジに「両替はお断りしています」の案内が貼ってあります。それは日本語、中国語、ポルトガル語、韓国語、英語の順に書かれていました。「精算後のセルフカゴはピンク色に変わります」の案内は日本語、英語、ポルトガル語、中国語で書いてありました。英語、中国語、韓国語で書かれている案内はよく見かけますが、ポルトガル語は見たことがありませんでした。私はよく行くほかのスーパーを見てみました。レジ付近でポルトガル語の表記があるのは、前述の1店舗だけでした。ブラジル系の人たちがよく買い物に来るのでしょう。日本語教室の生徒さんを見かけることもあります。ポルトガル語の表記は、名古屋の地下鉄名城線金山駅でも見ました。乗り換えで急いでいたので、何が書いてあったかよく覚えてません。今度ゆっくり金山やほかの駅も見てみたいと思っています。地下鉄で、印象深かったのは大阪の御堂筋線です。車内の到着駅を知らせる画面が、日本語、やさしい日本語(ひらがな)、英語、中国語、韓国語でかわるがわる表示されていました。大阪すごい!と思いました。
 先日、名古屋駅の近くを歩いていたら、5か国くらいの国旗を貼ってある建物がありました。語学学校かなと思い、フランス語のクラスでもあればといいなとよく見たら、携帯電話のお店でした。旗の国の言葉で対応できますということでした。お店の対応の細かさに驚き、いろいろな国の人がいることを再確認しました。どこの国旗だったか、はっきり覚えていないのが残念です。フランスはありませんでした。多言語の表記から、その地域に暮らす外国の人たちや海外から訪れる観光客の姿が見えてきます。
  (NIMIC会員 白根祐子)

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┏ [10] キーワードを読む
      「多文化共生」について理解を深めるために(124)
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 NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。
 この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第124回目の今回は、学校生活を紹介する本です。

絵本「がっこうたんけん しょうがっこう だいずかん」
WILLこども知育研究所編・著 2016年 金の星社

 子どもたちが小学校へ入学すると、まずはじめに、先生や上級生が学校の中を案内してくれるのではないでしょうか。それを絵本にしたのが、これです。
 学校にはどんな部屋がある? そこに何がある? そこで何をする? 誰がいる? ・・・学校での生活が、絵で説明されているのです。
 入り口には下駄箱があって靴を履き替える。自分のクラスの教室があって、そこには自分の机と椅子やランドセルを置く棚があり、授業を受ける。職員室、音楽室、理科室、図書室、家庭科室、体育館、もちろんトイレや保健室もあります。それぞれの場所での様々な授業のようすのほかに、身体計測、プールの授業、運動会や展覧会など1年間の行事の絵もあります。小学校で使う道具類(絵具、色鉛筆、粘土、防犯ブザー、体操着入れなど)の説明も親切です。
 また、小学校で使う言葉のページには(登校、下校、前へならえ、起立、礼、着席など)も絵で説明されています。
 小学校へ上がる子どもたちのために書かれた本で、文字は全部ひらがなです。外国から日本へ来た子どもたちやその親にも、日本の小学校ってこんなところですよと教えてくれ、役立つのではないでしょうか?
 (NIMIC会員 根本百合)

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┏ [11] 今後の事業予定
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5月13日・14日 留学生ホームビジット受け入れ家庭説明会
5月14日 NIMIC総会と会員交流会&新入会員歓迎会
5月17日 日本語ボランティアフォローアップ講座
5月18日 子ども日本語ボランティア入門講座第1回(公開講座)
6月18日 留学生ホームビジット

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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp
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