西東京市多文化共生センター

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  NIMIC通信 No.64(2011年8月)
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もくじ
[1] イベント「子連れde多文化体験」参加者募集
[2] イベント「音楽を通して多文化に触れる
           ~二胡体験講座」参加者募集
[3] 新講座のご案内「NIMICオリエンテーション講座」
[4] 報告「広報誌入門講座」 好評のうちに終了
[5] 講演会報告「ハングルの歴史とその世界」
[6] 報告「外国にルーツを持つ子どもたちのための
            日本語交流バスハイク」
[7] 報告「子ども日本語教室中学部 夏のバーベキュー」
[8] 報告「東京ガス西部支社・西東京市 情報伝達訓練に参加して」
[9] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(4)
[10] キーワードを読む
    「多文化共生」について理解を深めるために(59)
[11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[12] 2011年度・今後の事業予定


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┏ [1] イベント「子連れde多文化体験」参加者募集
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 NIMICの今年度新規活動の一環として、「乳児~小学校低学年くらいの子どもと一緒に参加できる国際交流を目的としたイベント」、「地域に住むいろんな国の親子と交流するイベント」を企画し、当通信でも募集しました企画メンバーと話合いを進めてきました。その第一回イベントを下記のように開催します。
 いろいろな国の言葉で絵本を読み、子どもに聞かせたり、また手遊び歌をしたりして、みんなで遊びませんか?今回は、韓国語の絵本と手遊び歌です。

日時:9月5日(月)午前10時30分~11時30分
場所:田無公民館 集会室(2階和室) (西東京市役所田無庁舎となり)
対象:未就園児と保護者、関心のある方どなたでも。お気軽にどうぞ
参加費:無料
参加方法:直接会場に来てください。
問合せ:Eメール info@nimic.jp (NIMIC事務局)、
   TEL 090-6859-3762(冨田)、080-1093-7025(山中)

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┏ [2] イベント「音楽を通して多文化に触れる
           ~二胡体験講座」参加者募集
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中国の伝統的な楽器、二胡の音色をご自身で演奏して、楽しみませんか。
初めての方も参加できます。

日時:平成23年9月11日(日) 
   1回目午前10時~、2回目午後2時~(各1時間30分)
   ※いずれかの時間を選択してください。
場所:多文化共生センター(イングビル1階)
講師:楊智さん(NIMIC理事・二胡演奏者)
参加費:無料(二胡貸し出し含む)
定員:各回とも10名程度。定員を超えた場合は、日程追加等調整します。
締切日時:平成23年8月31日午後4時
申し込み:Eメール info@nimic.jp TEL/FAX 042-461-0381、または、
   直接イングビル1階多文化共生センター窓口へ

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┏ [3] 新講座のご案内「NIMICオリエンテーション講座」
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活動の一歩を踏み出すチャンスです
 昨年度今年度はNIMICに新しく入会された会員の方も増えています。しかし、入会はされたものの、会の活動の様子が掴めなかったり、ご自身が取り組もうとする活動が決まらず、迷っていらっしゃるという声も聞きます。
 そこで今回は新企画講座として、当オリエンテーション講座を実施します。NIMICの活動を知ると同時に、活動をされている多くの方との出会いの場として当講座をどうぞご活用ください。

日時:9月17日(土)午後1時~3時
会場:西東京市役所田無庁舎 202会議室
内容:
第Ⅰ部 NIMICの活動紹介と意見交換
     (1)NIMICの理念と活動全般
     (2)主な活動の紹介
地域の日本語教室/子ども日本語教室/ホームビジット・世代横断ワークショップ/多言語部会/センターでの相談活動/広報その他
第Ⅱ部 交流の時間
講師:山辺 真理子さん(副代表理事)ほか各事業の担当者
定員:30名(NIMIC会員を優先)
費用:NIMIC会員は無料
申し込み:タイトルを「オリエンテーション講座」申し込みとし、お名前と連絡先を明記のうえ、kouza@nimic.jpまで。

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┏ [4] 報告「広報誌入門講座」 好評のうちに終了
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 今期の新しい試みのひとつとして、7月15日・22日の両日、田無庁舎203会議室で、「広報誌入門講座」を吉峰晃一朗さんを講師に実施しました。
 講座にはNIMIC会員20名が参加。日頃の市民ボランティア活動においても、仲間を募るための呼びかけや理念共有を広げるための啓発活動などの際に、どう発信していったらいいかなどの考え方を学びました。
 広報誌の企画・取材・原稿依頼や原稿執筆・レイアウトなどの編集、さらに最近の印刷事情など大変参考になる内容の2日間でした。
 参加者からは、初めて聞く話がたくさんで楽しかった、リード文の付け方なども自分なりに整理できこれからの文書発信に役立った、さらに高品位のコンテンツをどう企画・作成するか聞きたかった、編集の大変さが少しだけわかった気がしました、などの声が聞かれました。

*NIMIC講座では、今回のように会員の皆さまの活動に役に立つ講座を企画していきます。
   (NIMIC講座担当:種村政男)

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┏ [5] 講演会報告「ハングルの歴史とその世界」
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 7月23日(土)に田無公民館でNIMICの韓国語勉強会主催の特別講義があり、私は、「ハングルの歴史」という表題にひかれて聴講しました。韓国語勉強会の方は日頃の勉強の成果を披露して韓国語で自己紹介されたのですが、私は日本語でした(韓国語を全く一言も分からないのは、私だけの様子でした。)
 韓国紙幣の1万ウオンの肖像画となっている朝鮮王朝の第四代世宋王によって1446年にハングルは制定されたが、世界中の文字のなかでハングルだけが発生の年が特定されるという歴史的に珍しい事実に私は強く関心が引かれます。
 中国の文明は周辺国にとって源であるが、その歴史的に長い強力な磁場から離れるために朝鮮民族の口語に対応して漢字とは無縁で全く新しく独自に創作された表音文字のハングルにアイデンテイを求めた。と勝手に想像しています。海を隔てた島国で生まれ育った私が中国と地続きの朝鮮半島の国々や人々の現在も続くものを改めて考えさせられる特別講義となりました。
   (NIMIC会員 高橋二郎)

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┏ [6] 報告「外国にルーツを持つ子どもたちのための
                日本語交流バスハイク」
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 7月26日(火)、「コカコーラ工場見学と東久留米市落合川水遊び」を実施しました。参加は子ども10名、保護者6名、子ども日本語教室スタッフ10名、西東京市より2名、NIMICより1名の総勢29名。夏休みの行事として普段教室ではできない体験学習を、という思いからスタートし、西東京市のご協力で市のバスの利用が可能となり、市報等で参加者を募集、子ども日本語教室だけにとどまらない大きなイベントになりました。
 当日は、「川クラブ」のボランティアの方にはテントの設置(日陰ができ大助かり!)をしていただき、子どもたちに川での遊び方をいろいろ教えていただきました。文化振興課の越沼係長、水口さんには子どもたちのケアをしていただきました。NIMICの写真撮影が得意な理事は自慢の腕を生かして思い出になる写真を撮影。そして、スタッフの団結力と行動力。たくさんの方々のお力で、バスの中、コーラ工場、川遊び、どこも楽しい交流の場となり、有意義なバスハイクとなりました。
   (子ども日本語教室小学部 鵜野淳子)

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┏ [7] 報告「子ども日本語教室中学部 夏のバーベキュー」
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 7月29日(金)、子ども日本語教室中学部の夏のイベントとしてバーベキューを楽しみました。場所は「いこいの森公園」。当日は前日の雨が残りましたが、昼ごろには雨も上がり、暑すぎず絶好のバーベキュー日和となりました。スタッフ7名、生徒5名、卒業生2名も参加。ハンバーガーや焼きそばを作ったり、日本の夏の楽しみ方の「スイカ割り」を体験したりしました。
 日頃教室ではできない子どもたちとのふれあいや、スタッフ同士のコミュニケーションを取れたと思います。前日から準備してくれたスタッフの皆さん、当日駆けつけてくれた卒業生、そして何より全員で楽しい時間を過ごせたことに感謝します。
   (子ども日本語教室中学部 梶谷裕子)

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┏ [8] 報告「東京ガス西部支社・西東京市 情報伝達訓練に参加して」
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 8月2日(火)、東京都でも初めてという、東京ガス西部支社・西東京市による「情報伝達訓練」が防災センターで行われ、NIMICからも英語1名、韓国語1名、中国語2名の通訳ボランティア、多言語コーディネーターなど4名が参加しました。
 通訳ボランティアの方々には、市のHPに多言語で情報を掲載するための翻訳や、外国人からガスに関する問い合わせがあったという設定で、英語と中国語で電話応対をしてもらいました。その後、こもれびホールに移り、ガス復旧作業を見学しました。
 振り返りの時間では、東京ガスの方に「マイコンメーター」をわかりやすい言葉にしてほしい、タグを多言語化してほしい、もっと幅広く家庭のマイコンメーターの取り扱いを知らせてほしい等、この訓練を通して感じたことを直接伝えることができました。
 震災のあと、外国人の方々からガスが止まり、そのあとどうしていいかわからなかったという話を多く聞いたので、今回の訓練はとても意味があったと思います。
   (多言語部会 白根祐子)

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┏ [9] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(4)
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 NIMICの活動は会員の皆さまに色々な方法で支えられています。会費という形での財政面、それぞれ可能な範囲の力を持ち寄っての活動ボランティア、活動を見守りながらのアドバイス、活動を宣伝し会員の輪を広げること等々です。イベント時の実行委員や当日スタッフ募集記事はNIMIC通信に掲載していますが、それ以外の日常活動はどのように行われているか、参加できそうなものがあるかについて知りたいという声を聞きます。
 そこで、5月号から、シリーズで各部会活動や必要とされるボランティアについて紹介をしています。詳細をお知りになりたい方は、ぜひセンターをお訪ねください。

「西東京市の日本語ボランティア教室」
 今回は、直接NIMICの活動ではありませんが、「日本語ボランティア希望」という方が多いことを受けて、西東京市の日本語ボランティアについてご紹介します。
 2001年に西東京市が生まれる前、旧田無市では1992年に、旧保谷市では1993年に地域日本語ボランティア教室ができました。その後、市の講座等を経て、現在はNIMICを含めて10団体が11教室を違う曜日や時間帯に展開しています。7月号でご紹介した「NIMIC子ども日本語教室」は学齢期のお子さんが対象ですが、その他の教室は主に成人対象です。
 各教室は、市内の公共施設を拠点とし独自の理念で運営されています。ボランティア参加するには「日本語の教え方を学んだ人」という条件付きの教室から、理念を共有できる方なら誰でもOKというところまで様々です。NIMIC会員の約4分の1は各教室で活動中の方です。
 NIMICでは、各教室の活動をサポートする目的で、講座を実施したり、「西東京市日本語ボランティア教室案内」を編集しています。センター窓口を訪れる方、電話での問い合わせも含めて日本語サポート希望の外国人と日本語ボランティア希望の日本人を各教室につないでいます。ボランティア希望の方は、各教室に直接尋ねるか、イングビルの多文化共生センターでご相談ください。
 教室案内はこちら→http://www.nimic.jp/download/JapaneseClass_Map110329.pdf


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┏ [11] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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 英語、中国語、韓国語、台湾語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH】 毎週月~金曜日 午前10時~午後4時

【中国語・中文】 毎週月・水・金曜日 午前10時~正午・午後1時~4時のうち2時間

【台湾語・台湾話】 第1・2・4月/第3・4・5水/第1金曜日  午後1時~4時のうち2時間

【韓国語】 第1・2・4・5水曜日  午後1時~4時のうち2時間

詳しくは→→→http://www.nimic.jp/index_multilingual


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┏[12] 2011年度・今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2011年
9月5日 イベント「子連れ多文化体験」
11日 イベント「音楽を通して多文化に触れる~二胡体験講座
17日NIMICオリエンテーション講座
10月16日 日本語スピーチコンテスト
11月5日 留学生と小学生の多文化ワークショップ

※NIMIC通信は毎月10日前後に配信していますが、次号は9月・10月合併号を9月下旬ごろ配信します。
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 今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp

★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
http://www.nimic.jp/0LD_HP/jpn/magazine/back_number.html
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発行・編集
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住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3  
FAX 0422‐53‐5350 e-mail info@nimic.jp  
ホームページURL http://www.nimic.jp/
イングビル1F事務所  
〒188-0012 西東京市南町5-6-18
TEL/FAX 042-461-0381
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