西東京市多文化共生センター
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NIMIC通信 No.67(2011年12月)
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もくじ
[1] お知らせ「明後日開催!外国人のためのリレー専門家相談会」      
 Professional Consultation for Foreign Residents
[2] 報告「盛況だった西東京市民まつりのNIMICブース」
[3] 報告「韓国語勉強会終了~あっという間の1年半」
[4] 報告「第2回 子連れde多文化体験」
[5] 報告「東京都の新しい公共支援事業への参画について」
[6] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(7)
[7] 事務局より
   「締め切り迫る!2012年度の事業についてアイディア募集!」
[8] キーワードを読む
   「多文化共生」について理解を深めるために(62)
[9] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
[10] 2011年度・今後の事業予定

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┏ [1] お知らせ「明後日開催!外国人のためのリレー専門家相談会」   
   Professional Consultation for Foreign Residents
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 弁護士、行政書士、社会保険労務士、臨床心理士、女性のためのカウンセラー、市の職員などと無料で相談ができます。
 疑問に思っていることや分からないことを気軽に相談してください。
日時 2011年12月10日(土)午後1時~3時30分
場所 西東京市南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」2階
   (西武新宿線田無駅南口徒歩3分)
内容 国際結婚・離婚、事故、ビザ、在留資格、労働問題、税金、
   年金、健康保険、パートナーからの暴力(DV)、家族の問題、
   女性の悩み、心の問題、出産・育児・学校について、
   病気の悩み、健診のことなど。
※予約はいりません。
会場に来た人から順番に相談できます。
※秘密は守ります。
※相談には通訳ボランティアが付きます。
言語:英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、フランス語、
      タガログ語、ポルトガル語、ロシア語

年間の相談会の開催スケジュールは、東京都国際交流委員会のHPで紹介されています。
→→→ http://www.tokyo-icc.jp/relay_soudan/index.html

Professional Consultation for Foreign Residents
when: Saturday, 10 December 2011, 13:00-15:30
where: Second Floor, Minami-cho Sport & Culture Centre “Kiratto”
access: Three minutes walk from Tanashi Station South Exit,
    Seibu Shinjuku Line
※ You can seek legal and other professional advice from;lawyers, scriveners, social insurance consultants, clinical psychologists,counselors for women and city officials.
※ Feel free to ask experts about any problems you have and get all the information you need (international marriage,divorce,accidents,visas, permits, work related, taxes,superannuation,health insurance,domestic violence,family issues, women issues,mental health, giving birth,raising children, school, health etc)
※ No appointment needed. First come, first served basis.
※ All the information you provide is strictly confidential.
※ Volunteer interpreter in the following languages will be present during consultation; English, Chinese, Korean,Spanish, French, Tagalog,Portuguese and Russian
For further information, visit Tokyo International Communication Committee’s website (English and other languages are available).
→→→ http://www.tokyo-icc.jp/relay_soudan/index.html

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┏ [2] 報告「盛況だった西東京市民まつりのNIMICブース」
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 11月12日(土)、13日(日)に開催された第11回西東京市民まつりに今年もNIMICはブース参加しました。
NIMICのブースでは、各国世界地図を使用しての「隣国ウォーキング10」クイズと「世界遺産10」クイズに挑戦するコーナー、および恒例の伝統楽器“二胡体験”コーナーを設けました。
 クイズと二胡の参加者は、若年カップル、わが子に地理を教える子ども連れの夫婦、海外旅行地を懐かしむ熟年カップル、小中学生の仲良し同士、国際結婚の夫婦やその子どもと、年令・性別・国別ともに極めて幅広いものとなりました。
1人1個というクイズ参加賞で数種類のキャンディの中から、その1個の選択に真剣に悩む子どもの顔が印象的でした。また、二胡体験には順番待ちの列ができました。
 クイズ回答者数は280名、NIMICブースの見学者数は600名を超える盛況となりましたが、当日サポーターとして2日間で延べ30名の会員の協力によりスムースな運営ができました。そして、多くの市民の方々にNIMICの存在を知ってもらう絶好の機会になったと思います。
                         (NIMIC会員 高橋二朗)

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┏ [3] 報告「韓国語勉強会終了~あっという間の1年半」
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 昨年5月17日に22名でスタートした韓国語勉強会は、当初の一年半を目安にという先生の意向もあり、この12月で終了することになりました(最終在籍者13名)。
 始まって以来ずっと宿題に追いたてられ、スピードの速い授業に落ちこぼれないようにとついて行くうちに過ぎたあっという間の1年半でした。この間、ハングルが読めるようになり、難しい語尾変化を習い177ページもあるテキスト一冊を修了しました。
 また、講師の先生を招いて講演会や韓国料理教室を開催しました。このような活動の中で教室内に一体感がうまれ、とても楽しく勉強することができました。
 NIMIC韓国語サロンとしての勉強会は12月で終了となりますが、来年1月からは有志で立ち上げた「ケナリの会」として、より広く参加者を募り、韓国語の学びを通して、韓国の歴史や文化も勉強します。
韓国語を一年以上勉強している方で、韓国事情に興味のある方は是非ご一緒にどうぞ。
(連絡先:藤木芳枝yyottchan-wisteria@docomo.ne.jp)
「ケナリの会」がどんな会になるのかこれからが楽しみです。
                         (NIMIC会員 岩野英子)

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┏ [4] 報告「第2回 子連れde多文化体験」
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 12月6日(火)、田無公民館にて第2回目の「子連れde多文化体験」を開催しました。今回は、参加者が約26組になり、大人気のイベントとなりました。
 英語の絵本読み聞かせでは、初めて英語を直接聞く子も多く、興味津々に聞き入っていました。読み聞かせ後、みんなでクリスマス用にキラキラのとんがり帽子を作りました。どの子もとても楽しそうに作り、可愛らしい帽子が仕上がりました。
 当日アンケートの結果、このようなイベントを求める声がとても多く、また、多文化に親子で多く触れていきたいという意見が多数寄せられました。来年度は、参加者全員が来て良かった、と心から喜んでもらえるイベントを発展的に企画していきたいと思っています。
 応募者多数のため、初めて二部構成で実施しましたが、急きょお願いした当日スタッフのサポートにより、スムースな運営ができたことに心から感謝します。本当にありがとうございました。
                      (NIIMC会員 山中 佐智子)

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┏ [5] 報告 「東京都の新しい公共支援事業への参画について」
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 本年9月、東京都の新しい公共支援事業の公募に、NPO法人青少年自立援助センター(福生市)協議体の「北多摩北散住地域在住外国人支援事業」がモデル事業として採択されました(助成交付金1,000万円)。同センターの清瀬教室を主たる事業場所として、NIMICも清瀬市、清瀬国際交流会日本語教室、東久留米国際友好クラブ、Kiyose Filipino Catholic Communityとともに協議体のメンバーとして参画します。北多摩北地域の清瀬市、小平市、東村山市、東久留米市、西東京市の在住外国人が抱える多様なニーズに、より適切で効果的な支援体制を構築するものです。
事業プログラムは、(1)生活者としての外国人支援事業、(2)多様な 学び支援事業を柱として、行政、NPO、ボランティア団体、外国人 グループ、地域住民などへの協働・参画を呼びかけます。
事業期間は、 平成24年度までですが、23年度内に関係各所からのヒアリングや 提案を基に、具体的な事業の立案を行い、24年4月より事業を 開始します。会員のみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。   
                       (NIMIC会員 古賀 良郎)

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┏ [6] NIMICの各種部会活動と日常ボランティアのお誘い(7)
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 NIMICの活動は会員の皆さまに色々な方法で支えられています。
 会費という形での財政面、それぞれ可能な範囲の力を持ち寄っての活動ボランティア、活動を見守りながらのアドバイス、活動を宣伝し 会員の輪を広げること等々です。
イベント時の実行委員や当日スタッフ 募集記事はNIMIC通信に掲載していますが、それ以外の日常活動は どのように行われているか、参加できそうなものがあるかについて知りたいという声を聞きます。
 そこで、5月号から、シリーズで各部会活動や必要とされるボランティアについて紹介をしてきました。今月が最終回に なります。今後も、詳細をお知りになりたい方、活動についてご相談のある方は、ぜひセンターをお訪ねください。

「NIMIC広報誌『多文化のわ』制作・発行」

 本年1月からNIMICの広報誌『多文化のわ』が発行されて、年4回 (季刊)の会員の皆様への情報提供や、交流の場となっています。 ご存知のように広報誌の制作・発行には、紙面の企画、取材や原稿の 執筆、写真撮影、紙面編集、校正などのいろいろなワークがあります。 さらに、発行となると印刷、宛名管理、封入、郵送と多くの力が必要 になります。
 会員による“手作り広報誌”をこれからも続けて行きたいと考えて いますが、それにはこれに参加してくださるスタッフの力がさらに必要 になってきました。ぜひご自分のお好きな仕事、得意な分野で参加され、 私たちと一緒に制作・発行に取り組んでみませんか?
(1)企画取材執筆 (2)編集 (3)発行 と担当してみたい希望 ワークをご記入の上、メールで事務局info@nimic.jp宛てに、「広報誌ボラ ンティアィア参加希望」とお知らせください。詳細はご相談しましょう。
                         (広報担当:種村政男)

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┏ [7] 事務局より「締め切り迫る!2012年度の事業についてアイディア募集!」  
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 NIMICでこんなことをやってみたい、こんな事業があったらいいな・・・など、会員の皆さんが日ごろ抱いているアイディアやご意見はありませんか?
 2012年度の事業について、会員のみなさんのアイディアやご意見を
12月10日(土)までにお寄せください。2012年度に事業化できるものがあるかもしれません。
 皆さんのアイディア・ご意見をお待ちしています。
 FAX 0422‐53‐5350
 e-mail info@nimic.jp(タイトルを「事業アイディア」としてください)

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┏ [8] キーワードを読む  
  「多文化共生」について理解を深めるために(62)  
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NIMIC設立の理念のなかで大きなウェートを占める「多文化共生」。 
この言葉をキーワードに、2006年9月号から多文化共生に関わる本の紹介を始めました。
 第62回目の今回は、世界中の中学校の校則を集めた本です。

『こんなに厳しい! 世界の校則』
  ~「日本ほど校則の厳しい国はない」と思ったら大間違い!~
   比較教育学者 二宮皓監修 メディアファクトリー 
    ¥740 2011年6月

 なんと「校則」という無味乾燥な文の集積から、世界中の中学生の日常生活が見えてくる面白い本ができました。「マイナス18℃以上であれば、休み時間は外に出なければいけない(フィンランド)」「屋外に出るときは常に帽子を被ること(オーストラリア)」など気候風土の違いによる決まりも面白いですが、社会制度や考え方の違い、文化の違いを感じる規則には、深く考えさせられます。
宗教、家庭、進学、男女交際などについて、校則にこんなことをこんな文章で明記するのかという驚きを感じます。
 比較教育学者の二宮氏が、世界各国の教育に詳しい研究者の方々に声をかけて、世界19カ国のおもに中学校の校則を集めてあり、各々の校則の意味、生まれた背景、各国の教育事情や文化的背景などについても書かれています。この本を読むと、日本語ボランティアの場でこれまでに出会った大勢の子どもたち・・・外国の学校から日本の学校へ移動して来た外国人や帰国子女の子どもたちの戸惑いや困惑への理解が、一層深まります。
                       (NIMIC会員 根本 百合)

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┏ [9] お知らせ 今月の窓口通訳ボランティア日程
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 英語、中国語、韓国語、台湾語でのサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この情報を提供してください。

【英語・ENGLISH】毎週月~金曜日 午前10時~午後4時
【中国語・中文】毎週月・水曜日/第2・3金曜日 午後1時~3時
【台湾語・台湾話】
   第3・4月曜日/第4水曜日/第2金曜日 午後1時~3時
【韓国語】第1月曜日/第2~4水曜日/第2・3金曜日 午後1時~3時

詳しくはNIMICのHPへ→→→ http://www.nimic.jp/index_multilingual.html

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┏ [10] 2011年度・今後の事業予定
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※詳細は随時お知らせします。
2011年
12月10日 外国人のための都内リレー専門家相談会
2012年
3月10日 子ども対象「英語で楽しく」

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今回のNIMIC通信は、いかがでしたでしょうか。
みなさまのご意見、ご感想をお待ちしております。
メールはこちら→→→ info@nimic.jp
★NIMIC通信のバックナンバーはこちらから。
http://www.nimic.jp/jpn/magazine/back_number.html
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発行・編集
NPO法人 西東京市多文化共生センター(NIMIC)事務局
 住所 〒202‐0023 西東京市新町1-12-3
 FAX 0422‐53‐5350 e-mail info@nimic.jp
 ホームページURL http://www.nimic.jp/index.html
イングビル1F事務所
 〒188-0012 西東京市南町5-6-18
 TEL/FAX 042-461-0381
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