NIMIC通信 No.184 2021年6月号-1


もくじ
[1]第13回通常総会報告
[2]2021年度会費納入のお願い
[3]エッセイ:1985年、留学生との中国一ヶ月冒険旅行_3
[4]Book:越えてみようよ! 境界線

[1] 第13回通常総会報告

5月16日(日)、第13回通常総会をオンラインで開催し、事前に提出された表決の集計結果により、第1号より第6号までの全議案が全員賛成で承認されたことを確認しました。
今回も、昨年同様新型コロナ感染拡大防止のため、事前に会員へ総会議案を送り、各議案について表決していただき、臨時理事会で集計結果を確認する形式としました。
定刻の13時に開会、議長に山辺真理子代表理事を選出。正会員177名中、議決権行使者37名、委任状提出者63名、計100名で、定款26条に定める定足数を満たし、総会が成立することを確認の後、2名の議事録署名人を選出。そして各議案ごとの表決内容を、出席理事14名、参与3名、監事2名で確認しました。
今年度は、昨年中止になったイベントなども、コロナ感染防止対策を踏まえながら形態を考慮し再開に向け準備を進めていますので、各実行委員・当日スタッフへのご応募をお待ちしています。

[2] 2021年度会費納入のお願い

NIMICの様々な活動は、会員の皆さまの会費に支えられています。活動に参加できる方もできない方も、多文化共生の地域づくりのために、年会費という形で活動を支えてください。
2021年度会費の納入を、6月末までに下記の口座にお願いします。

年会費は以下の通りです。
個人会員:2,000円、学生会員:1,000円、
家族会員(ご夫婦と18才以下のお子様が対象):3,000円

口座名はどちらも「特定非営利活動法人 西東京市多文化共生センター」です。
1.みずほ銀行ひばりが丘支店 普通預金口座 2386979
2.三菱UFJ銀行田無支店 普通預金口座 0034665

ホームページからクレジットカードでも支払いができるようになりました。
https://www.nimic.jp/?page_id=1476

[3] エッセイ:香港から中国への列車の旅 無事国境を通過

留学生たちと香港から列車に乗り込む。幸い指定席を手にしていたので、楽しい会話をしながら車窓の風景を楽しむ。しかし、突然という感じで列車が国境線で停車し、全員降ろされ、長-い、税関の列に並ぶことになった。
中国語のアナウンスで我々一行は誰も中国語が分からず、人の波に従うだけ、「先生、外国人の列は2列しかありません。時間がかかりそうですね」とリチャード。確かに外国人の列は2列、たぶんここでは英語が通じるのだろう。「僕たちの旅行目的は観光、広東から北京まで。先生は帰りの航空券が一ヶ月後に予約済みですから、たぶんすーっと通過できると思いますが、僕たちは帰りの航空券の日付未定だから質問攻めに合うかも。皆で答えを決めておきましょう」
周りを見回すと、天秤棒に荷物を下げている人たちが目につく。ぶらさげた袋の中にはカップラーメンや食料品とおぼしきもの、他の人は電気製品らしきものを持った人もいる。
数時間で無事全員入国、再び列車に乗り込んだ時はやっとこれで中国に入国できるという安堵感が胸に広がっていた。
中国に到着と同時に珍騒動が起きるとは夢にも思わずに・・・。
(佐々木瑞枝)

[4] Book:越えてみようよ! 境界線
村上哲也著 かもがわ出版 2021年1月

著者は大学で理科の教員免許を取り青年海外協力隊に応募、2年間、ケニアで中学校の教員となりました。帰国して大学院で国際開発について学んだあと、国際開発に関係する会社に就職し、理数科教育の改善を目的としたODA(政府間援助)プロジェクトとして、フィリピン、カンボジア、ルワンダに赴き、理科の教員の研修や教材づくりの指導を行います。途上国の学校には、実験器具や備品、教材(薬品や電池、磁石など)が無く、観察や実験のできない理科はただの暗記科目となるうえ、先進国のテキストでは天文気象動植物など各々の国の実情に合わなくて生活に役立たない・・・・・・成程と目からうろこがボロボロ落ちる本です。
かつてジェノサイドが起き余韻の残る土地で生活し、国境、人種、宗教、支援する側、される側と様々な境界の両サイドについて考え続けてきた著者ですが、2014年ルワンダで交通事故に会い脊椎損傷、下半身不随の車椅子生活となりました。広く深い体験を積んできた著者の言葉が、とても胸にしみる本です。中高大学生から大人まで、ぜひお読みください。
(NIMIC会員 根本百合)


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