NIMIC通信 No.186 2021年7月号-1

もくじ
[1]日本語ボランティア入門講座8/4スタート
[2]オンライン留学生ホームビジット無事終了
[3]エッセイ:1985年、留学生との中国一ヶ月冒険旅行_4
[4]Book:私、日本に住んでいます

[1] 日本語ボランティア入門講座8/4スタート

去年はコロナのために開催できなかった入門講座全8回を市と共催で開催します。興味のある方は1回目の公開講座に参加して受講申し込みをしてください。
テーマ:多文化共生社会と地域日本語教育
日時:8月4日(水)午後2時~4時
場所:コール田無2階イベントルーム(田無駅北口徒歩6分)
詳しいことは、市報7月1日号、または市のホームページをご覧ください。
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/event/manabu_kangaeru/3nihongovol.html

[2] オンライン留学生ホームビジット無事終了

6/27(日) 10時からzoomを用いてオンライン留学生ホームビジットを開催しました。今回は初めてのオンラインでの開催でしたが、受入れ家庭は7家庭、留学生は8名(3大学、7か国)が参加しました。まずは、参加者全員が画面に集合、自己紹介の後、多言語挨拶や方言を使ったアイスブレーキングを実施、その後小部屋に分かれて、留学生と受入れ家庭が交流。最後は全員でクイズ大会をして大いに盛り上がりました。今後も交流が続くことを願っています。

[3] エッセイ:香港から中国への列車の旅 人民服の叫び声に取り囲まれ

香港から中国の深圳を通過して広州に到着。
もみくちゃの中、改札口を出た途端、我々は青い中国の人民服の集団に取り囲まれてしまった。
なにやら口々に叫んでいるが聞き取れない。まわりに数十人の男たちが手に手にお札らしきものを振りかざして叫んでいる。どうやら「レンミンピー、レンミンピー」と叫んでいるようだ。私たちが動くと周りの集団も動く。
身動きがとれない。「助けて」と言いたいが、助けを求める相手もいない。
我々は少しずつ動きながらどうやら郵便局らしい建物まで少しだけ移動できた。
リチャード「先生、この人たちを引き離します。先生はこの階段に座って、絶対に動かないでください」
「え、誰か一人残ってくれないの?」
「大丈夫。傷つけたり殺したりさらったりはしないでしょう。絶対にここを動かないでくださいね」
私は心細い思いで郵便局の階段に腰掛ける。私はワンピース姿、まだ中国女性でワンピースを着る人は少なくてもここでは見当たらない。あっと言う間にまわりに人垣ができ数十人どころではない、200人までは数えたが、どの顔も薄汚れていて、着ている服もまったく同じ青い人民服。輪はどんどん膨れ上がり、もはや留学生たちの姿も見えない。
これからの中国旅行、できるのかなー???
(佐々木瑞枝)

[4] Book:私、日本に住んでいます
スベンドリニ・カクチ著 岩波ジュニア新書 2017年10月

著者は、母国スリランカで新聞記者として活動を開始して以来現在まで、ジャーナリストとして活動しています。スリランカで北部出身のキリスト教徒であるタミル人の父と、南部出身の仏教徒であるシンハリ人の母の間に生まれ、両親の会話は英語というややこしい環境で育った著者は、生まれた時から異文化の間に橋を架けつつ育ってきました。日本の大学でも、ハーバードに留学している時も、仕事の場でも、常に異文化の人々の中で人生を過ごしてきたわけです。そんな著者が、日本に住む外国出身者にインタビュ―して12人を紹介している本です。「彼らはなぜ日本に来て、何を考え、どんな日々を過ごしているのか、まずそれを知ってください。多様な価値や生き方を知ることは豊かさにつながります。」と若者に向けて語りかけています。12人の最後はドナルド・キーンさんです。
(NIMIC会員 根本百合)


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