NIMIC通信 No.188 2021年8月号-1


もくじ
[1]多文化共生講座「ヘンクさんが語る、知られざるオランダVol.2」
[2]外国から来た保護者のための「小学校入学前説明会」
[3]多摩六都科学館モニター募集「外国にルーツをもつ人対象」
[4]防災講座受講報告(NIMIC防災・危機管理担当)
[5]エッセイ:1985年、留学生との中国一ヶ月冒険旅行_5
[6]Book:日本語とにらめっこ

[1] 多文化共生講座「ヘンクさんが語る、知られざるオランダVol.2」

オランダ出身で、西東京市在住のヘンクさんを講師に迎えます。
世界遺産に認定されているアムステルダムの美しい街並みを訪ねて、オランダの伝統と歴史を一緒に辿ってみませんか? お気軽にご参加ください。

日時:2021年8月28日(土)10:00-11:30
場所:オンライン形式で実施(ZOOM)
対象:市内在住・在勤・在学の方
定員:20人(申込多数の場合は抽選)
申込:8月15日(日)までに、メールで市役所文化振興課まで
主催:西東京市 (NIMICが委託を受けて運営)
申込時の必要事項等、詳しいことは、市のホームページで
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/siseizyoho/multiculture/tabunkakyosei.html

[2] 外国から来た保護者のための「小学校入学前説明会」

(必要な方へお伝えください)
日本の小学校ってどうなのかな?何が必要なの?保育園・幼稚園とは何が違うの?「よくわからない」を一緒に解決しましょう。

日時 : 2021年9月4日(土) 10:00-11:30
場所 : オンライン(ZOOM使用)
対象 : 2022年4月に小学校に入学する子どもがいる保護者
申し込み締め切り:8月27日(金)
詳しいことはチラシをご覧ください。https://bit.ly/3rCDFuO

[3] 多摩六都科学館モニター募集「外国にルーツをもつ人対象」

地域に住む外国人や色々な文化を持つ人たちが、科学の学びを通して、お互いを理解し学びあう場を作りたいと思っています。そのために、科学館を体験して感想を教えてくれるモニターを募集します。

やること:
1.科学館の5つの展示室をみながら、科学館のスタッフと話す
2.プラネタリウム、または大型映像の番組を見る
3.感想を言う・アンケートに答える

日時:
【A】8月21日(土)9:45-13:00
【B】8月21日(土)14:00-17:15

場所:多摩六都科学館(花小金井駅徒歩18分、バスもあります)
参加費:無料
申し込み締め切り:8月10日(火)
申し込みと詳しいことはこちら
https://www.tamarokuto.or.jp/blog/rokuto-report/2021/07/21/monitor/

[4] 防災講座受講報告「今こそ実践!分散避難~地域に合わせた避難の形~」

7月29日(木)青年会議所主催、コール田無で開催された、防災士資格を持つタレント時東ぁみ氏の講座をNIMICの防災・危機管理担当として情報収集のために受講しました。
1部では避難所での課題が出され、分散避難の重要性について学びました。そして「防災ソング」の振り付け指導があり、参加者全員が歌い踊り?体をほぐしました。
2部は、災害時には避難所だけではなく在宅避難やその場に留まることの重要性や事前防災について学びました。日頃の生活で使うものを少し多めに備蓄するローリングストックの考え方を再認識しました。
NIMICの活動にも活かしていきたいと思います。(H.I.)

[5] エッセイ:香港から中国への列車の旅 人民元を手にするのは罪?

留学生たちが手に手にたくさんの紙幣をかかえて戻って来た。私と留学生たちの様子を中国の青い人民服を来た群衆が物珍しそうに見つめている。ともかく「レンミンピー」(人民元)は我々が持っている外国人の兌換券の10倍もの値段になったらしい。でも外国人が人民元を使えるのだろうか?
まずは飛行機のチケットを買いに行こうということになった。その当時はコンピューターも普及していないため、行き先ごとに航空券を買う必要があった。「先生がまず買ってみてください」と留学生たちに言われ、旅行会社へ。カウンターでは若い女性がにこやかに迎えてくれた。私は薦められたカウンターの椅子に座り「Nice to meet you. We are the group from Japan」とビザを見せ、広東から桂林までの航空券をお願いします」と人民元を差し出すや、途端に女性の形相が変わり、立ち上がって怒鳴り始めた。「How to get these banknotes, stand up and explain」、そして続けて「It is forbidden that foreigners use Chinese banknotes. I will call the police!」
我々は真っ青になり、私はともかく今までの出来事を正直に話す以外にはないと覚悟を決めた。
(佐々木瑞枝)

[6] Book:日本語とにらめっこ―見えないぼくの学習奮闘記―
モハメド・オマル・アブディン著 河路由佳/聞き手・構成 白水社 2021年

著者は、アフリカのスーダン生まれですが、網膜色素変性症のため子ども時代から弱視で、12歳で視力を失いました。1998年、ハルツーム大学で勉強に行き詰まりを感じていた19歳の時、視覚障害者を対象とする日本留学の話を知り、飛び込みます。福井県立盲学校高等部に入学、日本語とその点字、鍼灸とマッサージを勉強し、3年間で日本語能力試験1級、鍼灸とマッサージの国家資格をすべて点字で受験し合格しました。次に、筑波技術短期大学に入りますが、情報処理エンジニアの勉強には挫折。しかし、パソコンが使いこなせるようになったことで、生活は激変します。インターネットや音声読み上げソフトを駆使することで、自由に情報を集めることができるようになり、自分が本当にやりたかったこと、一般大学での社会科学の勉強を目指します。東京外国語大学に入学し国際政治を専攻、博士号を取得し、現在は大学教員として研究を続けています。
聞き手の河路さんは日本語教育の専門家として、とても上手にアブディンさんの学習歴について聞いていきます。著者の日本語の学習法ももちろん興味深いですが、目が見えない人の感覚、アフリカと日本など、思いがけない世界が広がる本です。
(NIMIC会員 根本百合)


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