NIMIC通信 No.192 2021年10月号-1

もくじ
[1]NIMIC日本語交流プログラム「N(えぬ)ともの会」外国人メンバー募集中
[2]今年も市民まつりは休止です
[3]エッセイ:1985年、留学生との中国一ヶ月冒険旅行_7
[4]Book:「日本の伝統」の正体

[1] NIMIC日本語交流プログラム「N(えぬ)ともの会」外国人メンバー募集中

NIMIC日本語交流プログラム「N(えぬ)ともの会」が11月からスタートします。日本人メンバーと外国人メンバーがペアになり、日本語を使って交流するプログラムです。それぞれのペアで、曜日や時間、場所を自由に決めることができます。
ただいま外国人メンバーを募集しています。お知り合いの外国人住民をご紹介ください。西東京市に在住、在勤、在学している人が対象です。ご紹介いただける場合は、メールn-friends@nimic.jpまでご連絡ください。
プログラムの詳細については、こちらから。https://bit.ly/3uep4Hf
地域に住んでいる外国人の方が一人でも多くの知り合いを作れるようにお手伝いください!

[2] 今年も市民まつりは休止です

例年、西東京いこいの森公園で11月に実施されてきた「西東京市民まつり」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年も休止することが6月に決まっています。NIMICでは交流や情報提供のためのテントを出展してきており、多くのボランティアのご協力を得てきました。来年度の開催を期待して待ちましょう。

[3] エッセイ:小さなプロペラ機に乗って

今朝のニュースでは、アメリカとオーストラリアが原子力潜水艦の技術をシェアーするとある。もちろん中国の軍事力を警戒してのことだそうだ。
私が書いている中国の1985年、都市から都市への移動も古い10人乗りくらいのプロペラ機だったことを考えると隔世の感がある。
私の中国人教え子たちがこの文章を読んだとしても、自分の国のことだとは実感が湧かないのでないだろうか?
 
留学生たちと別れ別れになり、留学生たちは汽車の旅、(それも広州から桂林に行くのに2泊3日かかるという)、私は広州空港から小さな飛行機に乗っての旅、これほど心細い思いをしたことは人生であまりない。
しかし、突然、エクアドルから来たリチャードが「先生、実は私は兌換紙幣をまだ持っています。ですから先生と一緒にずっと旅行できると思います」と言われた時の嬉しかったこと、まだ20代のリチャードが何と頼もしく見えたことか・・・私たちは無事航空券を手にプロペラ機に乗り込み、他の外国人客(8人乗りで他の6人はアメリカ人ばかりだった)と無事桂林の空港に着いた。
そこでリチャードがホテルの予約に向かうのだが思わぬ事態が発生する。
「先生が予約してください。僕はここでは人種差別を受けているようです」というのだ。
確かにリチャードの肌は浅黒い。しかし、エリート教育を受け、日本の国費の留学生でもあるリチャードは日本では「差別を感じたことはない」という。
気のせいかとも思ったが、そうではなかった。彼には「メオ」と断る中国人が私には笑顔で、まるで最上の客を迎えるような態度をとるのだ。
こうして日本人女性とエクアドルの留学生の「妙なペア」の客が中国を旅してまわることになる。慶州では他の留学生に合流できるのだろうか?
(佐々木瑞枝)

[4] Book:「日本の伝統」の正体
  藤井青銅著 柏書房 2017年 新潮文庫もあり

とてもおもしろい雑学本です。
まえがきから紹介…「日本の伝統」はいつ、いかにして創られ、日本人はどのようにしてそれをありがたがり、受け入れてきたのか? そこにいくつかのパターンがあることがわかりました。この本は、それをまとめています。
初詣、おせち、お歳暮、七五三、結婚式、お葬式、落語、忍者、民謡「○○音頭」「○○節」、相撲、元号、武士道からアロハシャツまで幅広く取り上げています。きちんと調べられていて、とても納得。なるほど、世の中ってこうなっているんですね。
(NIMIC会員 根本百合)


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