NIMIC通信 No.200 2022年2月号-1


もくじ
[1]留学生ホームビジット運営ボランティア募集
[2]子ども日本語ボランティアフォローアップ講座参加者募集
[3]外国から来た保護者のための小学校入学前説明会報告
[4]図書館多文化講座「にほんご多読ワークショップ」
[5]エッセイ:1985年、留学生との中国一ヶ月冒険旅行_11
[6]Book:境界のポラリス

[1] 留学生ホームビジット運営ボランティア募集

6月26日(日)に開催予定の第15回留学生ホームビジットの運営ボランティアを、NIMIC会員から募集します。当日の対面式、事前説明会、申込管理やマッチング等の仕事があります。第1回ミーティングを以下のように開催しますので、ご協力いただける方はご連絡ください。

第1回ミーティング:2月10日(木)午後6時~7時30分 オンライン会議ツールzoomを使用
申し込み:2月8日(火)までに、(1)お名前 (2)メールアドレス を書いてinfo@nimic.jpまで。タイトルを「ホームビジットボランティア」としてください。

[2] 子ども日本語ボランティアフォローアップ講座参加者募集  

西東京市の委託により、市内で子どもの日本語学習支援等で活動中のボランティアを対象にフォローアップ講座を開催します。文科省作成のDLA(日本語を母語としない子どもの言語能力測定ツール)の実施を見ながら(聞きながら)、実際に「診断シート」などに記入し、指導計画を作成してみるワークショップ形式の2回連続講座です。見学参加はできません。

【日時】3月5日と12日(土)午前10時~12時
【場所】Zoomによるオンライン開催
【講師】豊橋市教育委員会 外国人児童生徒教育相談員 五十嵐恵美さん
【申込期限】2月15日(火)
教室経由での申込期限を過ぎた方などは、①お名前②所属教室名③メールアドレス④電話番号を書いて、直接NIMICにメールで申し込んでください。定員20人を超えた場合は、教室経由の申し込みを優先します。

[3] 外国から来た保護者のための小学校入学前説明会報告

1月16日㈰に3回目の小学校入学前説明会をオンラインで行いました。
参加者は3家族。他地区の多文化共生関係者も見学されました。
前回までと違い、市との共催です。
終了後のアンケートでは、内容について、大変高い評価を頂くことが出来ました。
市との共催となりましたが、広報は前回に引き続いての課題です。
外国から来た保護者に必要な内容だと思いますので、今後、対象者全てに周知できるよう、皆様のご協力を頂いて続けて行けたらと思います。

[4] 図書館多文化講座「にほんご多読ワークショップ」

日本語を学習している人が、読書を楽しめるように工夫された本「日本語多読の読み物」とその活用方法の紹介ワークショップです。

日時:2月13日(日)午後1~3時 zoomによるオンライン講座
対象者:日本語多読に興味がある人、日本語の学習支援ボランティアなど
申込み:2月12日(土)までに、(1)氏名(2)住所(3)電話番号を書いてlib-uketsuke@city.nishitokyo.lg.jpまで。メールタイトルを「図書館多文化講座」としてください。
問合せ:西東京市谷戸図書館(TEL:042-421-4545)

[5] エッセイ:西の首都、西安、私たちが期待したコーヒーは?

まるで国内の取材用に使われそうなプロペラ機がエンジン音を響かせている。乗客はアメリカ人4人とリチャードと私の6人、三列あるシートに二人ずつ座り、シートベルトを締めるとプロペラ機はぶんぶんと空にゆっくり舞い上がった。We flew in the sky safely!と一列目の大柄なアメリカ人が言うと期せずして拍手が起きた。操縦席にいるのは2人の中国人、飛行機の中の会話はもっぱら西安のホテルの話題、「今年、最初の5つ星ホテル-西安ゴールデンフラワーホテルがオープンしたそうだけど、予約がとれていない。泊まれるのだろうか?」、リチャードと私も顔を見合わせる。私たちも今回のホテルは行き当たりばったりで、現地で決めてきた。
ホテルのフロントで私たちは「大歓迎」されて部屋へ。リチャードと私にとっては中国に来て初めてのヨーロッパスタイルのホテル、「ここならコーヒーが飲めるかなー」とリチャード、今迄どこに行ってもコーヒーショップを探し求め、どこにもなく、彼はそろそろカフェインが切れそうなのだ。
まるで大宴会場のようなレストランの丸いテーブルに我々は座り、メニューを広げた。「あった。先生、coffee!」と宝物でも見つけたようにリチャードが叫ぶ。しかし、出てきたのは底に泥のようにコーヒー色の物体の沈んだ、味はコーヒーとはまったく異なる代物だった。(今から思えばロシアンコーヒーの変形かもしれない)
現代中国ではどこの街にも大学構内にさえも、カフェがあり、特にスターバックスは大人気、わずか35年くらいのうちに中国人の食文化もすっかり変容したのだ。
さあ、明日は西安観光の目的である大雁塔に行こう!
 (佐々木瑞枝)

[6] Book:境界のポラリス
  中島 空 著  講談社 2021年

私は吉田恵子、川口市に住む高校1年生。上海生まれの中国人だが、5歳の時離婚した母に連れられて日本にきた。小学校では日本語がわからず、勉強についていくのが大変で、仲間外れにされ辛かった時期もあった。中学でも、日本人の同級生との間に溝があるように感じ、高校は知る人のいない都内の学校を選び、中国人であることを封印して暮らしていた。そんな時、「青葉自主夜間中学」という地元のボランティア日本語教室のことを聞き、訊ねてみる。一所懸命日本語を勉強する中国人とベトナム人の中学生たちに会い、ボランティアを始めた恵子は・・・。自身のアイデンティティについて、親や友人との関係、将来の進路などに悩む姿を描く。
舞台は川口の駅前の公民館となっていますが、授業やスピーチコンテストのようすはここ西東京市でもぴったり当てはまりそうです。日本語ボランティアも広がってきましたね。若者言葉の会話がおもしろいです。
(NIMIC会員 根本百合)



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