もくじ
[1]図書館の多文化サービス
[2]子ども相談室ほっとルームとの交流会
[3]Nとも交流会準備会報告
[4]エッセイ:北京の窓から 1998-99 (22)
[1] 図書館の多文化サービス
西東京市の図書館には多文化サービスがあります。
https://www.library.city.nishitokyo.lg.jp/contents?6 &pid=83
(1) 英語、中国語、韓国語の資料があります
(2) 多言語のおはなし会があります
2月19日(日)谷戸図書館。
くわしいことは https://www.library.city.nishitokyo.lg.jp/info?10 &pid=1778
(3) 日本語学習のための本、日本のことを知る資料があります
中央、保谷駅前、ひばりが丘図書館の日本語学習コーナー
ぜひ、ご利用ください。
[2] 子ども相談室ほっとルームとの交流会
1月24日住吉会館ルピナスにおいて子ども相談室ほっとルームと西東京市多文化共生センターの初めての交流会が行われました。センターからは文化振興課職員と相談員4名が参加しました。それぞれの事業内容を説明の後、お互いの相談事例について意見交換をしました。ほっとルームで外国籍児童と日本語での面談ができなかったケースには通訳タブレット貸し出しの紹介や、相談内容によってはNIMIC子ども日本語教室でサポートが可能なことなど、今後さらに情報を共有することで子ども支援の充実が期待されます。
[3] Nとも交流会準備会報告
2月11日(土)の午前中、表記の会を開きました。当初は田無公民館で開催予定でしたが、前日の大雪警報を受けて、足元が不安だったので、急遽zoomに切り替えました。
会の目的は3月12日に開催する「Nとも交流会」を、Nともの方々のアイディアでより実りあるものにしようということでした。話し合いの結果、当日は「わたしのふるさとのお気に入り」というテーマで話し合うことになりました。これからも、みなさんの意見を運営に活かしていきたいと思います。
[4] エッセイ:北京の窓から 1998-99 (22)
極寒の地の宿は?
中国最北の省都ハルピンの氷祭りを友人と見に行くことにした。
出発前日、北京の旅行会社から連絡が。
「予約した馬迭爾賓館と同じ料金でワンランク上のグロリアホテルに泊まれる。」
それならと、二つ返事で変更。
ところが、その夜届いたFAXには、ガイドブックにもない香江飯店の名前。目を疑う。
慌てて電話すると
「省政府の会議が急遽入り、キャンセルになった。」
「理屈が通らない!先約優先だ。」
と訴えるが
「これが中国のやり方。」
とにべもない。
なす術なく、肩を落としハルビンへ。
そこで現地の旅行会社から驚きの事実を知る。北京の旅行会社は、実は予約手配を忘れ、元々部屋は取れていなかったと言う。
目を三角にしたまま空港からタクシーに乗る。しかし着いたのはさびれたホテルの前。
「ホテルが違う。」
と友人。
満州族の運転手は
「あんたが泊ろうとしているホテルはもう空きがない。」
と、目の前のホテルを勧める。更には
「長く乗ったから、料金はメーターの1.5倍」
とふっかける。
友人は目を吊り上げて
「満州族はそうして人を騙すのか。満州族の誇りはないのか。」
すると、運転手は急に紳士的に。最後は握手を求めてきた。少数民族は、自身のアイデンティに誇りを持っているのだと感じさせる一幕だった。
こうして私達は何とか、宿の暖をとることができた。
その夜、外は氷点下25度。すったもんだの末に目にした、電飾で彩られた氷の建造物たちは、ひときわ幻想的な光景だった。
(NIMIC会員 佐藤泰治)
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