もくじ
[1]「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」発表者募集!
[2]「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」市民審査員募集
[3] 留学生ホームビジット終了報告
[4] 多言語高校進学ガイダンス参加報告
[5]「日本語教育未来学会シンポジウム」のお知らせ
[6] エッセイ:北京の窓から 1998-99 (27)
[1] 「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」発表者募集!
10月1日(日)午後コール田無にて開催する「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」の発表者を募集します。
西東京市に関わりのある日本語を母語としない16歳以上の方なら、どなたでも応募できます。お近くの友人知人にもぜひお声がけください。
応募締め切りは7月31日(月)です。詳細は、市報(7月15日号)、市内配布のチラシ、チラシのPDF
https://www.nimic.jp/event/speechcontest2023.pdf をご覧ください。多くの方のご応募をお待ちしています。
[2] 「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」市民審査員募集
今年も「西東京市日本語スピーチコンテスト2023」を10月1日(日)午後、コール田無にて開催します。
市民審査員は2019年以来4年ぶりの募集です。
日本語やスピーチ構成の優劣を基準にするのではなく、同じ地域に住む仲間としての共感を大切にして、審査に参加してみませんか。
応募締め切りは7月31日(月)です。詳細は、市報(7月15日号)、市内配布のチラシ、チラシのPDF
https://www.nimic.jp/event/speechcontest2023_shinsain.pdf をご覧ください。
お近くの友人知人にもぜひお知らせください。みなさまからのご応募を心よりお待ちしています。
[3] 留学生ホームビジット終了報告
6/25(日)4年ぶりに対面で留学生ホームビジットを開催しました。今年は、受け入れ家庭は17家庭、留学生は19名(5大学、9か国)が参加しました。13時からの対面式の後、留学生は各家庭を訪問。一緒に料理やゲームをして過ごしました。留学生からは「数年間日本に住んでいますが、一度も日本人の家庭に訪問したことがなかったので、貴重な経験でした」などたくさんの感謝の声が届きました。受け入れ家庭も「たくさん話をし相手の国のことを知り、私達のことも知ってもらい、刺激をもらいました」という感想のように、有意義な時間を過ごされたようです。来年も多くの方が参加されることを期待しています。
[4] 多言語高校進学ガイダンス参加報告
7月9日開催のガイダンスにNIMIC子ども日本語教室中学部からも9人の生徒と保護者、およびスタッフ計30人が参加しました。
まず全体会で、日本における高校進学の実態、進学率や費用などについて、説明が行われました。それぞれの家族には、母語の通訳が付き、より詳しく説明を受け質問にも答えてもらうことができました。
その後、高校で実際に指導をされている先生との個別相談会に移り、高校選択や勉強の方法などについて、より具体的なアドバイスがありました。
[5] 「日本語教育未来学会シンポジウム」のお知らせ
「多文化共生社会におけるwell-beingを求めて」というタイトルで、以下のようにハイブリッドで開催されます。NIMIC元代表の佐々木瑞枝氏が会長を務める学会です。一般の方々は無料でzoom参加できます。
日時:8月4日(金)13:00~15:00
会場:日本語教育未来学会 蓼科セミナーハウス(会場参加は学会員のみ)
基調講演:13:00~13:30「ハンガリーに100万人のウクライナ難民を迎えてー文化的、社会的、言語的側面から」(ジュディト・ヒダシ氏/ハンガリー)
詳しくはチラシをご覧ください http://www11.plala.or.jp/t-mirai/
[6] エッセイ:北京の窓から 1998-99 (27)
魅惑のトルファン(2)
シルクロード3日目は、トルファン郊外観光。
ツアー参加者は、私たち、地元の老夫婦と看護学生の蕭さん、武漢のエンジニアのポパイ。
6人はワゴンに乗りこみ、まずは高昌故城(古代高昌国の遺跡)へ。比較的保存状態がいい土壁の建物が、真っ青な空に美しく映える。
ここは、玄奘三蔵がインドへ行く途中、立ち寄ったところ。帰りも訪れると約束するも、経典を得て帰路についた時、高昌国はすでに滅亡していたと言う。
私が碑文を読もうとすると、蕭さんが脇で読み上げてくれる。聞くより読む方がまだ易しいのだが、片言しか話せない「外国人」への優しさをそのまま受け取る。
次に訪れたのは、西遊記でも有名な火焔山。高さ約500メートル、横幅は約100キロにも及ぶ。赤茶けた岩肌が眼前に迫る。
ポパイが「登ろう!」と促す。老夫婦は微笑みながら首を横に振り、若い4人が登るのを見守る。火州トルファンの日差しがじりじりと照り付ける。ひとしきり登ると、遠くに天山山脈を望む。
ランチは葡萄溝にて。地元特産のハミ瓜がみずみずしい。干しブドウが山盛りで売られている。さすが葡萄王国だ。
天山山脈からの地下水が流れるカレーズも訪れる。ここは涼しく、火照った肌に心地良い。オアシスを実感する。
他にも、蘇公塔(イスラム教の古塔)や交河故城などの名所を回り、シルクロードの要衝、トルファンを満喫。
6人の長く濃厚な1日は、互いの住所交換で締めくくった。撮り合った写真が届くのが楽しみだ。
(NIMIC会員 佐藤泰治)
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