もくじ
[1] 外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
[2] 会員対象:地域活動でのインスタグラム活用術入門講座
[3] 日本語研修留学生文化体験の業務受託について報告
[4] 報告「日本語ボランティア入門講座」5/24~7/26全8回
[5] エッセイ:仙台だより10
[6] Book:SUPER REAL JAPANESE ― Not in textbooks! ―
[1] 外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
日本の小学校を知らない外国から来た保護者が、安心して入学準備ができるように、市と共催でオンライン(Zoom)説明会を行います。今回は、放課後に子どもを預かる「学童保育」や「学校行事」「学校選択制度」の話をします。
日時:9月9日(土)午前10時~11時30分
対象:これから小学校に入学・転入する子供がいる保護者
申込み:9月4日(月)までに、(1)保護者の氏名(ふりがな) (2)子どもが行く小学校の名前(3)電話番号を書いて、 nimicwith@gmail.com にメールを送ってください。
問合せ:西東京市多文化共生センター ℡042-461-0381
くわしいことは https://www.nimic.jp/event/elementary_school_2023Sep.pdf
[2] NIMIC会員対象:地域活動でのインスタグラム活用術入門講座
NIMICは、SNSを通じて多様な世代、多様な言語の人たちにも情報を届け、地域の人と人の輪を広げていきたいと思っています。その一助になるかもしれないインスタグラムについて、体験的に学ぶ講座を以下のように開催します。あなたもインスタグラムを活用していきませんか。
日時:9月2日(土)午前10時~12時
場所:田無公民館 活動室1(2F)
対象者:NIMIC会員で、インスタグラムのアカウントを持っている方
参加費:無料
定員・申し込み:20人 (先着順) 以下のフォームから申し込んでください
フォームのURL https://forms.gle/Kz3VSKjnffTrUNoh6
講師:廣田亜希子さん(ライター、編集者)
持ち物:充電されたスマートフォンやタブレット(使い慣れたもの)
[3] 日本語研修留学生文化体験の業務受託について報告
各種事業でご協力いただいている武蔵野大学の夏季日本語研修留学生63名の日本文化体験と地域交流プログラムを受託しました。7月6日に多摩六都科学館でやさしい日本語による水引・折り紙の作成と展示室・プラネタリウム見学、7月11日は大学で浴衣に着替えた留学生が「江戸東京たてもの園」を見学。2日間のNIMICサポーター数は延べ38名。留学生との地域交流による日本文化体験が実現できた受託業務となりました。
[4] 報告 「日本語ボランティア入門講座(市と共催)」 5/24~7/26 全8回
今年度は4年ぶりの対面開催で42名もの参加者がありました。初回は用意していた座席や資料が足りなくなり大あわてでしたが、多くの方が対面での講座を待っていたのだと感じました。トランプゲームで異文化を体験する、文章をやさしい日本語にしてみるなど実践的な内容が続き、教室見学後の最終回では「実際に見学してみてアットホームな雰囲気が感じられた」「スタッフも学習者もとても熱心だった」などの感想が発表されました。これを機会にボランティア活動を始める方が増えることを期待しています。
[5] エッセイ:仙台だより10
8月、東北も夏祭りの季節です。青森のねぶた祭、秋田の竿燈まつり、仙台の七夕まつりを、4年ぶりにパリから一時帰国する娘と見に行きます。
今年の東北6県の夏祭りはコロナ禍前の開催規模に戻ります。そして、ねぶたでは所定の衣装をまとえばハネトと呼ばれる踊り手として観光客も自由に参加できます。竿燈では掛け声が復活し、夜の竿燈の演技の終了後、観客が竿燈に直接触れる「ふれあい竿燈」が開催されます。七夕では飾りつけが手に触れられる高さまで下げられ、食べ歩きの制限も撤廃されます。
三つのお祭りの外国語対応を調べてみました。ねぶたはオフィシャルサイトにアクセスすると英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)の説明と案内があります。竿燈はHPは英語、パンフレットは英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)、スタッフによる案内は英語となっています。七夕は英語、中国語(繁体)、タイ語のガイドマップがあります。仙台駅をはじめ会場の各所に案内所が設置されます。
先日、ブラジルのサンパウロでも仙台七夕まつりが開催されていることを知りました。1979年に移民開始70周年とブラジル宮城県人会25周年を記念して、リベルタージ地区(東洋人街)で開催されたのが始まりです。44回目にあたる今年は7月15、16日に行われました。願い事を書いた短冊をつるした竹が通りに並び、露店も多く出店し、太鼓の演奏や盆踊りでとても盛り上がったそうです。サンパウロの七夕、見たかったです。
(NIMIC会員 白根祐子)
[6] Book:SUPER REAL JAPANESE ― Not in textbooks! ―
Valiant Japanese Language School著 KADOKAWA 2023年3月
連日の猛暑に熱帯夜、皆さん、ぐっすり眠れていますか?
私は、寝つく前、少しだけ布団の中で本を見ます。面白い本はいけません。最終的に行き着いたのが、英単語の本です。これはごく最近買った本ですが、著者は「リアルな日本語を教えることを目的に設立された日本語学校」(表紙見返しから)です。見開きの左側の偶数ページに英語、右側の奇数ページに対応する日本語。帯の惹句は(ガチで―truly、ウケる―hilarious、エグいな―horrible)。英語はごくオーソドックスですが、日本語は他にも「ビビるね!」「マジ無理」「やばいね」「ドタキャンする」など、今今の若者言葉満載です。そういえば、コロナ前に日本語学校の生徒さんたちに、電車内の高校生の会話が全然わからないと言われましたっけ。ボランティア日本語教室も、これらの日本語に対応しなければいけないと、とても納得してしまいました。 (NIMIC会員 根本百合)
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