もくじ
[1] 地域活動でのインスタグラム入門講座(定員に余裕あり)
[2] 日本語ボランティアフォローアップ講座のお知らせ
[3] 「SDGsと多文化共生」講座を実施しました
[4] 報告「ゆかたを着て夏まつり2023」
[5] エッセイ:北京の窓から 1998-99 (28)
[1] 地域活動でのインスタグラム入門講座(定員に余裕あり)
NIMICは、SNSを通じて多様な世代、多様な言語の人たちにも情報を届け、地域の人と人の輪を広げていきたいと思っています。その一助になるかもしれないインスタグラムについて、体験的に学ぶ講座です。当日までにアカウントを作れば参加できます。興味はあるけどよくわからない方も安心してご参加ください。
アカウントの作り方:https://appllio.com/instagram-how-to-use-biginners-guide(外部サイト)
日時:9月2日(土)午前10時~12時
場所:田無公民館 活動室1(2F)
対象者:NIMIC会員で、インスタグラムのアカウントを持っている方
参加費:無料
定員・申し込み:20人 (先着順) 以下のフォームから申し込んでください
フォームのURL https://forms.gle/Kz3VSKjnffTrUNoh6
講師:廣田亜希子さん(ライター、編集者)
持ち物:充電されたスマートフォンやタブレット(使い慣れたもの)
[2] 日本語ボランティアフォローアップ講座のお知らせ
市の委託により、市内で活動中の日本語ボランティアを対象として、2回連続のフォローアップ講座を以下のように開催します。地域ボランティアが日本語を母語としない外国出身の人たちと、どう日本語活動を進めていくかをワークショップ形式で学びます。
タイトル:地域日本語教室での対話型学習活動のコツ~『にほんごこれだけ1と2』を教材として
日時:9月6日、9月27日 いずれも水曜日午後2時~4時
会場:9/6田無本庁舎5階503会議室、9/27田無第2庁舎4階会議室1・2
定員:40人程度(2回連続で参加できる方優先)
費用:無料
申込み:8月25日(金)までに、所属する日本語教室経由で文化振興課まで申し込んでください。
問合せ:文化振興課(TEL:042-420-2817)、またはNIMIC( info@nimic.jp )
[3] 「SDGsと多文化共生」講座を実施しました
昨年に続き2回目の「SDGsと多文化共生」講座を7月22日に開催しました。
サブタイトルは、「『気づく』から始める、思いやりのある地域社会」。
私たちの何気ない表現の裏にある、画一的な考え方や、マイクロアグレションについて、ワークショップ形式で学びました。
参加者からは「自分の中にもステレオタイプが出来上がってしまっていることに気が付いた」「マイノリティの側に立つ人々の思いを感じ取る人でありたい」などの感想がありました。
[4] 報告「ゆかたを着て夏まつり2023」
7月29日(日)午後5-9時半に表記の交流イベント「ゆかたを着て夏まつり2023」が、外国人18名と浴衣の着付け協力者5人を含むスタッフ16名で実施され、大好評でした。
外国人は、田無公民館で浴衣に着替え、田無駅から電車で高揚と緊張した様子で盆踊り会場の東伏見駅近くの会場に移動しました。
盆踊り主催者から祭り会場に向けて外国人と日本人スタッフが一緒に盆踊りに参加するNIMICの企画の紹介がありました。また、外国人は盆踊りが初めてでしたが、他の人を真似て楽しく踊りの輪に溶け込み、主催者に誘われ櫓(やぐら)の上でも踊っていました。
[5] エッセイ:北京の窓から 1998-99 (28)
大失敗
「失敗した。。!」
シルクロード4日目の昼、私たち夫婦は、トルファン駅への道を、リュックサックを揺らし死に物狂いで走っていた。
「今日は移動日だね。駅まではのんびりバスで行こうか。」
数時間前、妻に話した私の計画が、失敗の始まりだった。
市内のホテルからトルファン駅までは、ガイドによると、約50キロ・1時間。タクシーは60元、バスなら6元。列車の発車までは2時間半。それならバスでいいや。地元の人とバスに乗る楽しみのほか、ケチりたい思いもあった。
だが、バスは満員になるのをひたすら待つ。発車は定刻50分後。この時点でタクシーにすれば良かったのだが、まだ間に合うと高をくくっていた。
更に想定外のことが発生。道路が雨で寸断されていたのだ。バスは車体を揺らし道なき道をノロノロ運転。
列車の発車時刻の5分前、バスは駅の数百メートル手前で終着。
トルファンから、次の目的地・敦煌までの列車の便は少ない。当日切符を買うのはまず無理。乗り遅れると、1日単位で旅行の日程が狂う。北京への航空券も買い直しになる。秋学期の初日にも間に合わなくなる。
駅までの全力疾走は、私の半生で一番慌てた出来事だったと思う。
駅に着いてから、入場券を買うのも、要領を得なかった。留学して1か月の語彙力では駅員になかなか伝わらず、窓口をたらい回しに。
私達がプラットフォームにやっと辿り着いたのは、発車時刻の20分後。
そこには、列車の影はなかった。
(NIMIC会員 佐藤泰治)
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