NIMIC通信 No.246 2024年1月号-1

もくじ
[1]NIMIC新年のごあいさつ
[2]1/16小学校入学前説明会参加者募集
[3]1/27「日本のお正月を体験しよう」参加者募集
[4]2024年度の事業アイディア募集(会員限定)最終
[5] X(旧ツイッター)とインスタグラムを始めました
[6]図書館×「やさしい日本語」×共生 フォーラム
[7]Nとも交流会報告
[8]日本語適応指導員研修会報告
[9]多文化サロン報告
[10]エッセイ:ユネスコは世界の平和に貢献できるの?
[11]Book:耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由

1.NIMIC新年のごあいさつ

2024年は、1月1日の能登地方で起きた大地震、2日の航空機事故と、波乱の幕開けになりました。被災された方々や関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

明けましておめでとうございます。
世界各地では自然環境、戦争、テロの頻発など不安定な状況が続いています。一方、日本はヨーロッパや北米のように難民問題が政治的に大きな論点とはなっていませんが、移動する人々は増えています。2023年12月時点の西東京市の外国人人口は約5,500人、全人口の2.7%とコロナ後は一貫して増加しており、今後もこの傾向が続くと予想されます。
NIMICのミッションである「多文化共生の地域づくり」で大切なことは、なるべく多くの市民を巻き込みながら支援と交流事業をバランスよく展開していくことです。2023年のNIMICの各種事業は、ほぼコロナ前の規模で対面実施ができました。講座を含めて、人とのつながりを求める人たちが熱心に参加され、ボランティアのすそ野も広がりました。
NIMICは、あと2年で設立から20周年を迎えます。多様なボランティアの参加により、少しずつ世代交代を進めながら、次の10年につないでいければと思います。
これからも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(代表理事 山辺真理子)

2.外国から来た保護者のための小学校入学前説明会
Elementary school admission guidance seminar for nonnative Japanese speakers.

日本の小学校を知らない外国から来た保護者が、安心して入学準備ができるように、市と共催でオンライン(Zoom)説明会を行います。
日時:1月16日(火)午前10時~11時30分
対象:これから小学校に入学・転入する子供がいる保護者
申込み:1月10日(水)までに、(1)保護者の氏名(ふりがな) (2)子どもが行く小学校の名前(3)電話番号を書いて、 nimicwith@gmail.com に
メールを送ってください。
申込みフォームもあります: https://forms.gle/jd1v48yZuwuYH5B59 
くわしいことは https://www.nimic.jp/event/elementary_school_2024Jan.pdf 
問合せ:西東京市多文化共生センター ℡ 042-461-0381

3.在住外国人対象「日本のお正月を体験しよう」

★周囲の外国人のみなさんにお伝えください。

日本のいろいろな種類のお餅(雑煮、あんこ、きなこ等)を皆で準備し、食べます。その後に日本の伝統的なお正月遊び(すごろく、福笑い、かるた等)と書き初めをします。

対象: 西東京市に在住・在学・在勤の外国人(小学生以下は保護者同伴)
日時: 2024年1月27日(土) 14:00~16:30
場所: 田無公民館地下1階実習室(西武新宿線田無駅南口から歩いて4分)
参加費: 500円(当日払い、小学生以下無料)  
定員: 25人くらい(申込み順)
申込締切日: 2024年1月20日(土)
持ち物: エプロン、タオルまたはバンダナ(髪の毛が落ちないように)
通訳: 英語・中国語・韓国語の対応可能
申込・問合せ:以下のURLのチラシをご覧ください。
撮影担当者がイベント中に写真を撮ります。撮影した写真はNIMICの広報用のみに使用します。
募集チラシ(4言語)https://www.nimic.jp/event/JapaneseNewYearExperience2024.pdf 

4.2024年度の事業アイディア募集(会員限定)最終

土日プロジェクト主催の各種交流事業、2021年度スタートの日本語交流プログラムやSDGs講座などは、会員の皆さんのアイディアから生まれた事業です。NIMICは会員のアイディアと実行力で活動を広げてきました。2024年度に向けて、NIMICでこんなことをやってみたい、こんな事業があったらいいな・・・など、具体的なアイディアやご意見はありませんか?ぜひ、仲間と一緒に形にしていきましょう。
締切は1月15日(月)、皆さんのアイディア・ご意見をお待ちしています。
e-mailで info@nimic.jp へ。(タイトルを「事業アイディア」としてください)

5.X(旧ツイッター)とインスタグラムを始めました

NIMICでは、X(エックス、旧ツイッター)とインスタグラムの公式アカウントを作り、投稿を開始しました。今後、NIMICの活動紹介やイベントの
募集・報告をよりタイムリーに発信していきたいと思います。ぜひ、以下をチェックして、フォロワーになってください。よろしくお願いします。
・X(旧Twitter): https://twitter.com/NIMICNishitokyo 
・Instagram: https://www.instagram.com/nimic_1129/ 

6.図書館という公益な空間から新しい出会いを考える~図書館×「やさしい日本語」×共生

公立図書館ではコミュニティの中核としての取り組みが始まっています。移民や難民など多様な人々が出あい集う北欧の図書館の事例を学びながら、参加者それぞれができることを考えます。
※東京ボランティア・市民活動センター主催の市民社会をつくるボランタリーフォーラムの分科会です。

日時:2月10日(土)13:30~15:30
場所:武蔵野プレイス3F会議室(武蔵境駅南口徒歩1分)
定員:30人
参加費:1000円
申込み特設サイト: https://www.tvac.or.jp/vf/ (「参加のご案内」から申し込みに進む)

7.Nとも交流会報告

12月17日、田無公民館で「Nともの会」の交流会が開かれ、外国人と日本人のペアで活動する「Nとも」メンバーと、スタッフ合わせて14人が参加しました。グループに分かれてテーマトークをしたり、グループ対抗ゲームをしたりと、とても盛り上がりました。参加者からは、「久しぶりに楽しく日本語を話しました」「ふだん知らないNともメンバーに会うことができ、大変良かった」などの感想がありました。

8.報告 日本語適応指導員研修会「教科にはしごをかける工夫」

外国につながる子どもが在籍する学校に、教育委員会から派遣され日本語指導をしている指導員の研修会が12月18日に行われました。今年度は講師をお呼びして、日本語学習と教科学習・学校生活を結びつける工夫について学びました。グループに分かれて、実際に教科書を見ながらどんな指導ができるかを参加した指導員全員で考えました。具体例がいくつかあげられ、今後にすぐ活かすことができる研修となりました。

9.多文化サロン「ジェップさんに学ぶ魅力あふれるベトナム」報告

12月19日16:30~17:30多文化共生センターにて留学生のジェップさんを招き、ベトナム国内で使われている言葉の違い、結婚式やアオザイについて詳しくお話を聞くことができました。またベトナムは、世界第2位のコーヒー豆の生産量を誇っており、その中でも大変苦いとされるロブスタ種を使いコンデンスミルク(ベトナムコーヒー)と卵黄(エッグコーヒー)を使った2種類のコーヒーを用意して飲み比べもしました。

10.エッセイ:ユネスコは世界の平和に貢献できるの?

2024年の幕が開きました。
今年はどんな年になるのでしょう。誰もが「もう戦争はなくなって欲しい」と願っていると思いますが、願いに反して地球上では人間が人間を殺し合うという殺伐な光景のニュースが飛び込んできます。
人類の起源は500万年前に遡る(あるいは700万年前とも)と言われますが、それほどの長い時間をかけて進化を遂げた人類の果てが殺し合いであるとは悲しい現実です。
昨年12月に佐渡ヶ島に行った折、佐渡金山がユネスコの世界遺産に登録されることを願う地元の人たちと話しました。その中で「先生、ユネスコって、世界遺産を認定するだけの団体ですか?」と質問されました。
ネットで検索すると次のように出てきます。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O. ) は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。
「2005年にユネスコ60周年の記念symposiumにパネリストとしてユネスコパリ本部に招かれた時は世界はもっと平和で『文化の多様性と通底の価値』について各国の学者と話し合ったものです。今では無理かもしれませんね」とお話しました。
残念なことに、ユネスコのような機関がその存在意義を発揮できるのは、世界が平和であることが前提なのかもしれません。
平和な世界を目指してNIMIC も活動を続けましょう。
(佐々木瑞枝)

11.Book:耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由
  金 修琳 ポプラ社 2011年

すべての漢字にふりがなつきで、中学生以上大人まで面白く読める著者の半生記です。
スーリンさんは韓国生まれ。2歳で両親が離婚し、小学生の時に聴覚を失います。音声の記憶はあり韓国語はしゃべれるので、相手の口唇の動きを見て内容を理解し、会話をしていました。12歳で日本に来ていた母に引き取られ、小学校6年に編入。補聴器を使っても聴覚はよみがえらず、日本語は音声なしで習得します。高校卒業後、イギリスの語学学校に留学、これまでと同じく、相手の口唇を読み自分はしゃべるという会話形式で英語を習得し、その後スペイン語も加えて4か国語をしゃべれるようになります。教師を目指して挫折し、バックパッカーとなって3年間世界を旅してまわり、うつで引きこもり、有名企業の社員で働き…つらい体験も多いのですが、それを粉砕するパワーの持ち主で、まさに「事実は小説より奇なり」のジェットコースターのような人生です。とても説明しきれませんので、ぜひお読みください。
(NIMIC会員 根本百合)


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