NIMICの説明（せつめい）

■ 代表（だいひょう）のあいさつ


　代表（だいひょう）理事（りじ）　山辺（やまべ） 真理子（まりこ）

　NIMICは2006年（ねん）に20人（にん）の市民（しみん）ボランティアが作（つく）りました。2023年（ねん）6月（がつ）の会員数（かいいんすう）は240人（にん）です。たくさんの会（かい）員（いん）がNIMICで活動（かつどう）しています。私（わたし）たちは、いろいろな文化（ぶんか）を持（も）っている人（ひと）たちと一緒（いっしょ）に、暮（く）らしやすい地域（ちいき）をつくりたいと願（ねが）っています。それは、多文化（たぶんか）共生（きょうせい）の地域（ちいき）づくりです。
　2020年（ねん）から新型（しんがた）コロナが広（ひろ）がったので、人々（ひとびと）は世界（せかい）を自由（じどう）に移動（いどう）することができませんでした。2023年（ねん）になって少（すこ）し落（お）ち着（つ）いたので、西東京市（にしとうきょうし）の外国人（がいこくじん）も増（ふ）えるようです。
　NIMICの活動（かつどう）は、大（おお）きく分（わ）けると3つあります。
(1)外国（がいこく）出身（しゅっしん）の人（ひと）たちを助（たす）けること　
(2)外国（がいこく）出身（しゅっしん）の人（ひと）たちと、西東京市（にしとうきょうし）に住（す）んでいる人（ひと）たちが交流（こうりゅう）すること　
(3)活動（かつどう）を進（すす）める人（ひと）たちを育（そだ）てること、です。
　(1)は、困（こま）ったときに相談（そうだん）できる多文化（たぶんか）共生（きょうせい）センターがあります。日本（にほん）語（ご）のわからない子（こ）どもたちを助（たす）ける「子（こ）ども日本（にほん）語（ご）教室（きょうしつ）」があります。
　(2)は、違（ちが）う文化（ぶんか）を持（も）つ人（ひと）たちが出会（であ）うと楽（たの）しいことが起（お）こります。留学生（りゅうがくせい）ホームビジットや一緒（いっしょ）にお祭（まつ）りなどに参加（さんか）する活動（かつどう）があります。
　(3)はメールマガジンを送（おく）ったり、講座（こうざ）を開（ひら）いたりします。新（あたら）しいボランティアが見（み）つかります。
　NIMICでは、西東京市（にしとうきょうし）と近（ちか）くに住（す）む人（ひと）たちが、協力（きょうりょく）して楽（たの）しく活動（かつどう）しています。あなたも仲間（なかま）になりませんか。

■NIMICができてからこれまで

　2004年（ねん）9月から約（やく）1年（ねん）間（かん）、「国際（こくさい）交流（こうりゅう）組織（そしき）設立（せつりつ）検討（けんとう）懇談会（こんだんかい）」がありました。西東京市（にしとうきょうし）長（ちょう）が集（あつ）めた人（ひと）たちと普通（ふつう）の市民（しみん）が参加（さんか）して話（はな）し合い、「多文化（たぶんか）共生（きょうせい）社会（しゃかい）に向（む）けて」という報告書（ほうこくしょ）をつくりました。その報告書（ほうこくしょ）を書（か）いた人（ひと）たちが中心（ちゅうしん）になって、2006年（ねん）3月（がつ）に、NPO法人（ほうじん）西東京市（にしとうきょうし）多文化（たぶんか）共生（きょうせい）センター（NIMIC：ニミック）をつくりました。
2020年（ねん）は、NIMICができてから15年（ねん）目（め）です。会員（かいいん）は約（やく）200人（にん）で、いろいろなことをしてます。（下（した）の活動（かつどう）内容（ないよう）を読（よ）んでください））


■活動（かつどう）するときの考（かんが）え方（かた）

　私（わたし）たちは、違（ちが）う文化（ぶんか）のなかで暮（く）らしてきた人（ひと）たちと一緒（いっしょ）に「多文化（たぶんか）共生（きょうせい）社会（しゃかい）」を作（つく）っていきたいと思（おも）っています。その社会（しゃかい）では、宗教（しゅうきょう）や信（しん）じることが違（ちが）っていても、生活（せいかつ）習慣（しゅうかん）が違（ちが）っていても大丈夫（だいじょうぶ）です。お互（たが）いに理解（りかい）して、お互（たが）いを大切（たいせつ）にします。変（へん）な人（ひと）だと思（おも）ったり、仲間（なかま）外（はず）れにしたりしません。そうすれば、世界（せかい）の平和（へいわ）につながるでしょう。外国人（がいこくじん）が住（す）みやすい社会（しゃかい）は、子（こ）ども、年（とし）を取った人（ひと）、障（しょう）がいのある人（ひと）など、みんなが住（す）みやすい社会（しゃかい）だと思（おも）います。住（す）みやすい地域（ちいき）を作（つく）るために、その考（かんが）え方（かた）を広（ひろ）げたり、手伝（てつだ）いが必要（ひつよう）な人（ひと）を助（たす）けたりしていきます。

キャッチフレーズ「ともに住（す）み、ともに生（い）きる」

　NIMICは、2020年（ねん）にキャッチフレーズをNIMIC会員（かいいん）から募集（ぼしゅう）しました。会員（かいいん）に投票（とうひょう）してもらい、NIMIC理事（りじ）が選（えら）んで「ともに住（す）み、ともに生（い）きる」に決（き）まりました。
　このキャッチフレーズが、どのように考（かんが）えてできたかを、お知（し）らせします。

「ともに住（す）み、ともに生（い）きる」
『NIMICの思（おも）いを、やさしいことばで、わかりやすく言（い）いたいと思（おも）いました。
私（わたし）たちは、ひとりひとり違（ちが）った理由（りゆう）で西東京市（にしとうきょうし）に住（す）んでいます。
国（くに）、地域（ちいき）、国籍（こくせき）、宗教（しゅうきょう）、人種（じんしゅ）、同（おな）じ文化（ぶんか）の人々（ひとびと）、年齢（ねんれい）、性別（せいべつ）、障害（しょうがい）があるかないか、社会的地位（しゃかいてきちい）などいろいろと違（ちが）う人（ひと）たちが住（す）んでいます。
「ともに住（す）み」は、そういう人（ひと）たちが、自分（じぶん）のすぐ隣（となり）に住（す）んでいて、生活（せいかつ）していることをみんながわかるように表（あわら）しています。
「ともに生（い）きる」は、すべての人（ひと）が、それぞれの違（ちが）いをわかり合（あ）って、お互（たが）いを尊重（そんちょう）して、協力（きょうりょく）してみんなが楽（たの）しく、元気（げんき）に生（い）きることができる社会（しゃかい）を作ろうという私（わたし）たちの強（つよ）い気持（きも）ちを表（あわら）しています。
たくさんの人（ひと）たちが、このキャッチフレーズを自分（じぶん）に近（ちか）いことだと感（かん）じ、その中（なか）にある考（かんが）えが少（すこ）しでも現実（げんじつ）になると良（よ）いと思（おも）っています。』

　NIMICはこのキャッチフレーズでNIMICが何（なん）のために活動（かつどう）するかを、わかりやすい言葉（ことば）で表（あわら）します。「withコロナ」の時代（じだい）に新（あたら）しい多文化共生（たぶんかきょうせい）の社会（しゃかい）を皆（みな）さんと一緒（いっしょ）につくっていきたいです。　

■SDGsも大切（たいせつ）にしています

　SDGsは、世界（せかい）が2030年（ねん）までに目標（もくひょう）にすることを17にまとめたものです。国連（こくれん）の会議（かいぎ）で決まりました。私（わたし）たちみんなが、これを目標（もくひょう）に行動（こうどう）すれば、世界（せかい）はよくなります。NIMICは、No.3(健康（けんこう）と福祉（ふくし）)、No.4（質（しつ）の高（たか）い教育（きょういく）をみんなに）、No.5(ジェンダー平等（びょうどう）)、No.10（人（ひと）や国（くに）の不（ふ）平等（びょうどう）をなくそう）、No.11（住（す）み続（つづ）けられるまちづくりを）、No.16（平和（へいわ）と公正（こうせい）をすべての人（ひと）に）、No.17（協力（きょうりょく）して目標（もくひょう）を達成（たっせい）しよう）を目指（めざ）します。




■活動（かつどう）内容（ないよう）

1．多文化（たぶんか）理解（りかい）を進（すす）めるために

小（ちい）さな交流（こうりゅう）活動（かつどう）
外国人（がいこくじん）住民（じゅうみん）が日本（にほん）の文化（ぶんか）を知（し）り、地域（ちいき）の人（ひと）たちと交流（こうりゅう）する活動（かつどう）です。留学生（りゅうがくせい）向（む）けホームビジット、浴衣（ゆかた）を着（き）て盆踊（ぼんおど）り、日本語（にほんご）スピーチコンテストと交流会（こうりゅうかい）などがあります。
＞過去（かこ）のイベントを見（み）る
子（こ）どものための活動（かつどう）
小（ちい）さい子（こ）どもから中学生（ちゅうがくせい）のために、それぞれに合った外国人（がいこくじん）との交流（こうりゅう）活動（かつどう）があります。「多文化（たぶんか）体験（たいけん）with Kids」、「世界（せかい）ともだちプロジェクト」、「こども対象（たいしょう）　多言語（たげんご）で楽（たの）しく」、などです。
音楽（おんがく）を通（とお）しての多文化（たぶんか）理解（りかい）
いろいろなイベントの時（とき）に、外国（がいこく）の楽器（がっき）を弾（ひ）いてもらうことがあります。音楽（おんがく）で何（なに）かを感（かん）じることが、多文化（たぶんか）理解（りかい）を進（すす）めると思（おも）います。
市民（しみん）まつり
西東京市（にしとうきょうし）の市民（しみん）まつりは毎年（まいとし）11月（がつ）ごろに「西東京（にしとうきょう）いこいの森（もり）公園（こうえん）」で行（おこな）われるイベントです。NIMICも参加（さんか）します。世界（せかい）地図（ちず）のゲームを楽（たの）しみます。多（おお）くの市民（しみん）の皆（みな）さんに多文化（たぶんか）共生（きょうせい）への理解（りかい）を深（ふか）めてもらいます。
多文化（たぶんか）・多言語（たげんご）サロン
西東京市（にしとうきょうし）に住（す）んでいる外国人（がいこくじん）と一緒（いっしょ）に、お茶（ちゃ）を飲（の）んだり自分（じぶん）の国（くに）の文化（ぶんか）や習慣（しゅうかん）などについて話（はな）したりします。

２．西東京市（にしとうきょうし）に住（す）んでいる外国人（がいこくじん）のために

外国語（がいこくご）で相談（そうだん）（無料（むりょう）です）
月曜（げつよう）～金曜（きんよう）、午前（ごぜん）10時（じ）～午後（ごご）4時（じ）（12時（じ）～午後（ごご）1時（じ）は昼休（ひるやす）み）
イングビル１階（かい）の多文化（たぶんか）共生（きょうせい）センターで日常（にちじょう）生活（せいかつ）の相談（そうだん）ができます。英語（えいご）はいつでも大丈夫（だいじょうぶ）ですが、他（ほか）の言葉（ことば）の通訳（つうやく）は、いる日（ひ）が決（き）まっています。予約（よやく）をしてください。
＞ご案内（あんない）はこちら
外国語（がいこくご）でサポート
英語（えいご）・中国語（ちゅうごくご）・韓国語（かんこくご）のボランティアが「くらしの情報（じょうほう）」を作（つく）ります。多文化（たぶんか）共生（きょうせい）センターで英語（えいご）・中国語（ちゅうごくご）・韓国語（かんこくご）・スペイン語（ご）で相談（そうだん）できます。学校（がっこう）の面談（めんだん）に通訳（つうやく）が一緒（いっしょ）に行（い）くことができます。西東京市（にしとうきょうし）の防災（ぼうさい）訓練（くんれん）に協力（きょうりょく）しています。
子（こ）ども日本語（にほんご）教室（きょうしつ）
外国（がいこく）にルーツがある小（しょう）･中学生（ちゅうがくせい）のために、日本語（にほんご）や学校（がっこう）の勉強（べんきょう）をする教室（きょうしつ）があります。小学部（しょうがくぶ）・中学部（ちゅうがくぶ）があります。毎週（まいしゅう）勉強（べんきょう）します。市（し）の講座（こうざ）を受（う）けたスタッフが、教（おし）えます。学校（がっこう）の先生（せんせい）をしていた人（ひと）、海外（かいがい）でこどもを育（そだ）てた人（ひと）など知識（ちしき）や経験（けいけん）がある人（ひと）が教（おし）えます。
日本語（にほんご）が分（わ）からない保護者（ほごしゃ）に通訳（つうやく）ボランティアが協力（きょうりょく）します。
＞子（こ）ども日本語（にほんご）教室（きょうしつ）のご案内（あんない）はこちら

３．多文化（たぶんか）共生（きょうせい）の活動（かつどう）をもっと良（よ）くするために

活動（かつどう）を希望する人（ひと）のための講座（こうざ）
西東京市（にしとうきょうし）とNIMICが一緒（いっしょ）に色々（いろいろ）な講座（こうざ）を開（ひら）いています。日本語（にほんご）ボランティア入門（にゅうもん）講座（こうざ）、多文化（たぶんか）ボランティア講座（こうざ）、日本語（にほんご）ボランティアフォロ―アップ講座（こうざ）などです。
多文化（たぶんか）共生（きょうせい）活動（かつどう）をしている他（ほか）のグループと協力（きょうりょく）しています
西東京市（にしとうきょうし）の日本語（にほんご）教室（きょうしつ）の情報（じょうほう）をホームページ等（など）に載（の）せています。また、日本語（にほんご）ボランティアフォロ―アップ講座（こうざ）や他（ほか）の研修（けんしゅう）の紹介（しょうかい）もしています。。

4. NIMICの活動（かつどう）をもっと進（すす）めて行（い）くために

　会員（かいいん）のために、ニュースレターの「NIMIC通信（つうしん）」を毎月（まいつき）メールで送（おく）っています。活動（かつどう）を知（し）らせて、参加（さんか）してもらうためです。
もっとたくさんの人（ひと）に多文化（たぶんか）共生（きょうせい）やNIMICについて知（し）ってもらうために、ホームページ、フェイスブック、印刷（いんさつ）した「多文化（たぶんか）のわ」があります。


■役員（やくいん）

役職（やくしょく） 名前（なまえ）
代表（だいひょう）理事（りじ） 山辺（やまべ）　真理子（まりこ）
副（ふく）代表（だいひょう）理事（りじ） 岩野（いわの） 英子（ひでこ）
（事業総括（じぎょうそうかつ））
副（ふく）代表（だいひょう）理事（りじ） 田村（たむら） 久教（ひさのり）
（総務総括（そうむそうかつ）・財務会計総括（ざいむかいけいそうかつ）・広報総括（こうほうそうかつ））
理事（りじ） 楊（よう） 智（ち）（文化（ぶんか））
理事（りじ） 清水（しみず） 智子（ともこ）（事業（じぎょう）・財務会計（ざいむかいけい））
理事（りじ） 小野（おの） 千穂（ちほ）（事業（じぎょう））
理事（りじ） 高橋（たかはし） 二朗（じろう）（事業（じぎょう））
理事（りじ） 竹村（たけむら） 正和（まさかず）（企画（きかく）・総務（そうむ））
理事（りじ） 佐藤（さとう） 泰治（やすはる）（事業（じぎょう）・広報（こうほう））
理事（りじ） 加藤（かとう） 祐子（ゆうこ）（事業（じぎょう）・広報（こうほう））
監事（かんじ） 久保（くぼ） 芳昭（よしあき）
監事（かんじ） 種村（たねむら） 政男（まさお）

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